総研ブログ

31日のドル円相場ときょうのひとこと(8/3月)

協調介入、「対症療法」としては強いが円安体質改善には効果なし

——-7/31ドル円相場——-

157.511まで続落 日米協調円買い介入の観測で

OP:159.455 HI:160.867  LO:157.511 CL:157.654

——-7/31主な出来事——-

08:30 日本7月東京都区部消費者物価指数・除生鮮食(前年比) +1.9%
前回+1.6%
予想+1.8%

10:30 中国7月製造業PMI 49.2
前回50.3
予想50.1

10:30 オーストラリア4-6月期生産者物価指数(前年比) +3.6%
前回+3.0%

12:11 日銀、政策金利を1.00%に維持
「(基調的な物価)2%の物価安定目標を超えて上振れしていくリスクがある」
「現在の金融環境が緩和的であることを踏まえると、経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」

15:30 植田日銀総裁
「これまで以上に物価の上振れリスクを意識する必要がある」
「(利上げについて)次回以降、しっかり議論する」
「金融環境が緩和的すぎると判断すれば、利上げのペースを速めることもあり得る」
「(利上げペースを速めるかどうかは)リスクが顕現化しそうかどうかを判断​しつつ、決めるということに帰着する」

18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数・速報値(前年比) +2.9%
前回+2.8%
予想+2.9%
18:00 ユーロ圏7月コア消費者物価指数・速報値(前年比) +2.5%
前回+2.4%
予想+2.4%

21:30 カナダ 5月GDP(前月比) +0.3%
前回+0.5%(0.6%)
予想+0.2%

22:25 米財務省、複数銀行に対し本日にも市場に介入する可能性があると通知
「ニューヨーク連銀を通じて『今後の措置』に備えるべきだと伝えた」

22:45 アメリカ7月シカゴPMI 57.6
前回56.7
予想56.0
23:00 アメリカ7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 55.2
前回54.4
予想54.0

——-7/31株式・債券・商品——-

日経平均: 64362.02 △2,494.59
豪ASX: 8976.799 △9.087
上海総合: 3832.262 △27.569
英FT: 10868.05 ▼29.22
独DAX: 25629.24 △17.21
NYダウ: 52485.03 △276.97

日10年債: 2.805 ▼0.008
豪10年債: 4.9274 ▼0.0680
英10年債: 5.050 △0.066
独10年債: 3.206 △0.051
米2年債: 4.2912 △0.0453
米10年債: 4.7347 △0.0614

NY原油: 84.67 △1.08
NY金: 4107.00 ▼53.60

——-8/3注目材料ときょうのひとこと——-

<国内>
—– (未定)片山財務相「日米による円安是正の取り組み」について説明

<海外>
07:45  6月NZ住宅建設許可件数
10:45  7月RatingDog中国製造業PMI
15:00  6月独小売売上高
15:30  7月スイス消費者物価指数
16:00  7月トルコ製造業PMI
16:00  7月トルコCPI
16:30  7月スイス製造業PMI
16:50  7月仏製造業PMI改定値
16:55  7月独製造業PMI改定値
17:00  7月ユーロ圏製造業PMI改定値
17:30  7月英製造業PMI改定値
22:45  7月米製造業PMI改定値
23:00  7月米ISM製造業景況指数
23:00  6月米建設支出
24:00  7月メキシコ製造業PMI

今朝も日米双方から「さらなる協調介入も躊躇しない」と強いコメントが出ています。米財務省はユーロ売り・円買い介入を実施したとのことなので、おそらく今回の協調介入はEUも巻き込んでの措置だと思われます。それほど世界が円安を警戒しているということで、手遅れになる前に先手を打ったということでしょう。当面は投機的な円売りは抑えられそうです。ただ、「対症療法」である介入やその警戒感で円安ファンダメンタルズを変えられないのは言うまでもありません。強い「対症療法」によって投機的な円売りが抑制されているうちに、日本が円安体質を改善できるかが最大のポイントで、体質が変えられなければ円安がいずれ再燃することになるでしょう。

本日もよろしくお願いします。