総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/19 金)

米金利低下でもドル上昇 世界景気後退懸念で米国に資金流入の様相にも

————-8/18ドル円相場————————

米金利低下にもかかわらずドルが全面上昇。135.901は3週間ぶり高値。

OP135.065 HI135.901  LO134.648 CL135.879

———-8/18主な出来事—————————

10:30 オーストラリア7月新規雇用者数 -4.09万人
前回8.84万人
予想2.50万人
10:30 オーストラリア7月失業率 3.4%
前回3.5%
予想3.5%

18:00 ユーロ 7月消費者物価指数(HICP)・改定値(前年比) +8.9%
前回+8.9%
予想+8.9%

21:30 アメリカ8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 6.2
前回-12.3
予想-5.0

21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 25.0万件
前回26.2万件(25.2万件)
予想26.5万件

22:22 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「インフレへの勝利宣言をするにはかなり早すぎる」
「金利は年末までに3%を少し上回る必要がある」
「9月会合では0.50%もしくは0.75%利上げが妥当」

23:00 アメリカ 7月中古住宅販売件数(年率換算) 512万件
(511万件) 487万件 481万件

26:21 ブラード米セントルイス連銀総裁
「9月会合で0.75%の利上げを支持したい」
「経済がリセッションに陥ることを心配するには時期尚早」

26:21 ジョージ米カンザスシティ連銀総裁
「政策決定がしばしば遅れて効果を発揮することがある点には注意する必要」

27:02 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「FRBはインフレを至急押し下げる必要がある」

——–8/18株式・債券・商品————————

日経平均 28942.14▼280.63
豪ASX  7112.778▼14.906
上海総合 3277.544▼14.982
英FT    7541.85△26.10
独DAX   13697.41△70.70
NYダウ  33999.04△18.72

日10年債利回り 0.204%△0.014
豪10年債利回り 3.334%△0.060
英10年債利回り 2.310%△0.022
独10年債利回り 1.102%△0.019
米02年債利回り 3.1974%▼0.0874
米10年債利回り 2.8822%▼0.0146

NY原油 90.50△2.39
NY金  1755.30▼5.00

————8/19注目材料—————————

<国内>
08:30  7月全国消費者物価指数

<海外>
07:45  7月NZ貿易収支
08:01  8月英Gfk消費者信頼感指数
15:00  7月英小売売上高
15:00  7月独生産者物価指数
15:30  4-6月期スイス鉱工業生産
17:00  6月ユーロ圏経常収支
21:30  6月カナダ小売売上高
22:00  バーキン米リッチモンド連銀総裁講演

————8/19きょうのひとこと———————

ドル円は昨日、3週間ぶりに135円台後半へと上昇しました。米経済指標の好結果やFRB高官のタカ派発言がドル買い材料になったとの見方もありますが、それにしては米長期金利が低下したのが不可解です。流動性が低下した夏休みシーズンの動きを深読みすべきではないかもしれませんが、世界的なリセッションを巡る懸念がくすぶる中、市場が米経済とドルの相対的な強さを改めて認識しつつあるようにも思える動きです。

本日もよろしくお願いします。