11日のドル円相場ときょうのひとこと（11/14 月）
ミシガン大期待インフレ率上昇、FRB理事タカ派発言 休場明けの米債利回りに注目
————-11/11ドル円相場————————
前日の大幅安の反動で142.481まで買戻しが先行。しかし中国のゼロコロナ緩和期待でドル売りが再燃すると138.462まで大幅反落。
OP140.909 HI142.481 LO138.462 CL138.770
———-11/11主な出来事—————————
08:50 日本10月国内企業物価指数(前年比)+9.1％
前回+9.7％(10.2％)
予想+8.8％
16:00 ドイツ10月消費者物価指数・改定値(前年比)+10.4％
前回+10.4％
予想+10.4％
16:00 イギリス7-9月期ＧＤＰ・速報値(前期比) -0.2%
前回+0.2％
予想-0.5％
16:00 イギリス9月鉱工業生産(前月比) +0.2％
前回-1.8％(-1.4％)
予想-0.2％
16:00 イギリス9月貿易収支 -156.56億ポンド
前回-192.57億ポンド(-171.77億ポンド)
予想-187.50億ポンド
24:00 アメリカ11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 54.7
前回59.9
予想59.5
1年期待インフレ5.1％
5-10年期待インフレ3.0％
——–11/11株式・債券・商品————————
日経平均 28263.57△817.47
豪ASX 7157.952△193.935
上海総合 3087.292△51.160
英FT 7318.04▼57.30
独DAX 14224.86△78.77
NYダウ 33747.86△32.49
日10年債利回り 0.242％▼0.011
豪10年債利回り 3.654％▼0.065
英10年債利回り 3.358％△0.066
独10年債利回り 2.160％▼0.151
米02年債利回り —–
米10年債利回り —–
NY原油 88.96△2.49
NY金 1769.40△15.70
————11/14注目材料—————————-
＜国内＞
—– 黒田日銀総裁講演
＜海外＞
06:30 ウォラーFRB理事講演
16:30 10月スイス生産者輸入価格
19:00 9月ユーロ圏鉱工業生産
19:00 パネッタECB専務理事講演
25:15 センテノ・ポルトガル中銀総裁講演
25:15 デギンドスECB副総裁講演
25:30 ブレイナードFRB副議長講演
27:00 ナーゲル独連銀総裁講演
—– 米中首脳会談（バリ島）
————11/14きょうのひとこと———————
10日の米10月CPIを受けてドル安の流れが強まっています。FRBの利上げペースが12月に減速し、早い時期に利上げそのものも終了するとの期待が高まっているようです。しかし、11日に発表されたミシガン大調査の消費者期待インフレ率は前月から上昇。今朝方にはウォラーFRB理事が「金利は上昇が続き、インフレ鈍化まで高水準にとどまる」とのタカ派見通しを示しています。11日は祝日のため休場だった米債市場が、これらにどのような反応を示すかがきょうの見どころでしょう。具体的には、10日のCPIを受けて4.1％台から3.8％台に急低下した米10年債利回りの動きに注目です。
本日もよろしくお願いします。
