総研ブログ

1日のドル円相場ときょうのひとこと(3/4月 )

23年かけてデフレから脱却へ 脱却しても金融緩和の投薬は継続

———–3/1ドル円相場————————–

日銀総裁発言で150.712まで上昇も米ISMで上げ幅の大半を失う

OP149.997 HI150.712  LO149.941 CL150.127

———-3/1主な出来事—————————-

07:01 植田日銀総裁
「(2%の物価目標実現について)今のところまだそこまでには至っていない」
「(賃金と物価の好循環を確認するには)春闘の動向は確認作業の中で一つの大きなポイント」

10:30 中国2月製造業PMI 49.1
前回49.2
予想49.1

10:45 中国2月財新製造業PMI 50.9
前回50.8
予想50.6

17:55 ドイツ2月製造業業PMI・改定値 42.5
前回42.3
予想42.3

18:00 ユーロ圏2月製造業PMI・改定値 46.5
前回46.1
予想46.1

18:30 イギリス2月製造業PMI・改定値 47.5
前回47.1
予想47.1

19:00 ユーロ圏2月消費者物価指数(HICP)・速報値(前年比) +2.6%
前回+2.8%
予想+2.5%
19:00 ユーロ圏2月消費者物価指数(HICPコア)・速報値(前年比) +3.1%
前回+3.3%
予想+2.9%

19:00 ユーロ圏1月失業率 6.4%
前回6.4%(6.5%)
予想6.4%

23:09 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「利下げに賛成票を投じる前に、消費者物価指数の上昇の根底にある要素が、2%のインフレ目標の持続可能な達成に見合う水準に低下しているという一段と説得力のある証拠を確認する必要がある」
「自分自身の基本シナリオでは、利下げはまだ先のことになる」

23:45 アメリカ2月製造業PMI・改定値 52.2
前回51.5
予想51.5

24:00 アメリカ2月ISM製造業景況指数  47.8
前回49.1
予想49.5

24:00 アメリカ1月建設支出(前月比) -0.2%
前回+0.9%(1.1%)
予想+0.2%

24:00 アメリカ2月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 76.9
前回79.6
予想79.6

24:18 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「インフレが下がり続けるなら、雇用を考えなければならない」
「金利がどこで安定するか分からない」

24:23 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「バランスシートの縮小ペースについての判断は金利とは独立」
「短期国債の保有割合を引き上げたい」

———-3/1株式・債券・商品———————-

日経平均 39910.82△744.63
豪ASX  7745.611△46.912
上海総合 302.021△11.850
英FT   7682.50△52.48
独DAX  17735.07△56.88
NYダウ  39087.38△90.99

日10年債利回り 0.717%△0.008
豪10年債利回り 4.141%△0.006
英10年債利回り 4.114%▼0.009
独10年債利回り 2.414%△0.002
米02年債利回り 4.5313%▼0.0874
米10年債利回り 4.1798%▼0.0704

NY原油 79.97△1.71
NY金  2095.70△41.00

———–3/2注目材料—————————-

<国内>
08:50 2月マネタリーベース

<海外>
09:30 1月豪住宅建設許可件数
16:00 2月トルコ消費者物価指数
16:30 2月スイス消費者物価指数
20:30 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
25:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演

———–3/2きょうのひとこと———————

日本政府はデフレ脱却を表明する方向で検討に入った模様です。政府がデフレを認定したのは2001年ですから、23年かけてようやくデフレを克服したと言える状態になったということになります。デフレを脱局すれば異次元の金融緩和は不要ということで、日銀がマイナス金利を解除するのは自然な流れです。とはいえ、マイナス金利を解除してもしばらく金融緩和を続けるというのが日銀の説明です。デフレが病気だとすれば、病気はほぼ治ったので退院は許可するけど、薬(金融緩和)は量を少し減らして服用を続けてください、ということでしょう。やはり、円がいきなり強くなる姿は想像できません。

本日もよろしくお願いします。