昨日のドル円相場ときょうのひとこと（2/15 水）
米CPIで「利上げもう3回」の見方も 今夜は米小売で需要の強さに注目
————-2/14ドル円相場————————
米CPI巡り乱高下するも米金利上昇でドル買い強まり133.317まで上伸。
OP132.362 HI133.317 LO131.510 CL133.083
———-2/14主な出来事—————————
08:50 日本10-12月期GDP・速報値(年率換算) +0.6％
前回-0.8％(-1.0％)
予想+2.0％
16:00 イギリス1月失業保険申請件数 -1.29万件
前回+1.97万件(-0.32万件)
16:00 イギリス1月失業率 3.9％
前回4.0％(3.9％)
16:00 イギリス10-12月失業率（ＩＬＯ方式）3.7％
前回3.7％
予想3.7％
16:00 イギリス10-12月週平均賃金（前年比） +5.9％
前回+6.5％
予想+6.2％
19:00 ユーロ圏10-12月期ＧＤＰ・改定値(前期比) +0.1％
前回+0.1％
予想+0.1％
22:30 アメリカ1月消費者物価指数(前月比) +0.5％
前回-0.1％(0.1％)
予想+0.5％
22:30 アメリカ1月消費者物価指数(前年比) +6.4％
前回+6.5％
予想+6.2％
22:30 アメリカ1月消費者物価指数・コア(前年比) +5.6％
前回+5.7％
予想+5.5％
23:51 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「我々が望まない高インフレ継続の可能性」
「インフレを目標に戻すにはしばらく時間がかかる」
25:10 ローガン米ダラス連銀総裁
「必要であれば予想以上に長く利上げを続ける用意がある」
「インフレ率が持続可能に2％へ低下するという証拠を確認するまで緩やかな利上げを継続する必要」
27:17 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「GDP成長率は緩やかだが、リセッションを予測せず」
「FRBの行動はまだ完了していないが、近づいている」
「本日のCPIデータはインフレが急速に下がらないことを示唆」
28:47 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「現在のインフレ率は依然として高すぎる」
「インフレ率が2％に戻るには数年かかる」
「失業率は今後1年間で4－4.5％に上昇すると予想」
「雇用市場は非常に逼迫、賃金は上昇」
「最近のデータはさらなる利上げの主張をサポート」
——–2/14株式・債券・商品————————
日経平均 27602.77△175.45
豪ASX 7430.859△13.106
上海総合 3293.282△9.122
英FT 7953.85△6.25
独DAX 15380.56▼16.78
NYダウ 34089.27▼156.66
日10年債利回り 0.510％▼0.001
豪10年債利回り 3.739％▼0.020
英10年債利回り 3.521％△0.119
独10年債利回り 2.438％△0.070
米02年債利回り 4.6154％△0.0979
米10年債利回り 3.7435％△0.0419
NY原油 79.06▼1.08
NY金 1854.00△2.10
————2/15注目材料—————————-
＜国内＞
特になし
＜海外＞
09:15 ロウRBA総裁議会証言
16:00 1月英消費者物価指数
16:00 12月英小売物価指数
16:00 10-12月期ノルウェーGDP
17:00 1月南アフリカ消費者物価指数
19:00 12月ユーロ圏鉱工業生産
19:00 12月ユーロ圏貿易収支
20:00 12月南アフリカ小売売上高
22:15 1月カナダ住宅着工件数
22:30 1月米小売売上高
22:30 2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:00 ラガルドECB総裁講演
23:15 1月米鉱工業生産指数
23:15 1月米設備稼働率
24:00 12月米企業在庫
24:00 2月米NAHB住宅市場指数
24:30 EIA週間在庫統計
27:00 米20年債入札
30:00 12月対米証券投資動向
————2/15きょうのひとこと———————
バレンタイン・ナイトのドルは、米1月CPI発表直後こそ消化不良気味に乱高下しましたが、米債利回りの上昇を確認すると改めて買いに傾きました。FRBメンバーからの援護射撃もあって利上げ長期化観測が浮上。3月25bp、5月25bpの利上げでは足りず6月25bp利上げについても5割がた織り込む動きが見られました。今夜は米1月小売売上高に注目です。市場予想は前月比+2.0％で、非常に高い伸びが期待されています。インフレと利上げでも米消費者の需要が強いことを示唆すると見られ、利上げ長期化観測をさらに強める可能性があります。
本日もよろしくお願いします。
