総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/24 木)

ウクライナは「決め手」にならず 「決め手」探しで20日移動平均絡みの推移

————-2/23ドル円相場————————

ウクライナ情勢を睨んでドルと円が均衡。114.925-115.198と値幅は30銭未満。

OP115.025 HI115.198  LO114.925 CL115.014

———–2/23主な出来事—————————

09:30 オーストラリア 10-12月期四半期賃金指数(前年比) +2.3%
前回+2.2%
予想+2.4%

10:00 RBNZ、政策金利を0.75%から1.00%に引き上げ

11:00 オアRBNZ総裁
「今後の0.50%利上げを排除出来ない」

19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数(HICP)・改定値(前年比) +5.1%
前回+5.1%
予想+5.1%

~23日のウクライナ・ロシア関連ヘッドライン~

・バイデン米大統領、対ロ制裁対象を「ノルドストリーム2」に拡大

・ウクライナ、全土に「非常事態宣言」

・ECB、銀行にロシア関連リスクの報告を指示-ウクライナ緊迫で

・米国務省、「ロシア軍の大規模侵攻が48時間以内に迫っている」とウクライナに警戒呼びかけ

・デイリーSF連銀総裁、ウクライナ情勢は利上げの妨げにならない

——–2/23株式・債券・商品————————

日経平均 —–
豪ASX   7205.687△44.411
上海総合 3489.146△32.000
英FT    7498.18△3.97
独DAX   14631.36▼61.64
NYダウ  33131.76▼464.85

日10年債利回り —–
豪10年債利回り 2.270%△0.070
英10年債利回り 1.479%△0.008
独10年債利回り 0.228%▼0.015
米02年債利回り 1.6016%△0.0525
米10年債利回り 1.9912%△0.0522

NY原油 92.29▼0.07
NY金  1907.90△1.80

————2/24注目材料—————————

<国内>
特になし

<海外>
09:30  10-12月期豪民間設備投資
18:30  1月南アフリカ卸売物価指数
22:15  ベイリーBOE総裁講演
22:30  10-12月期米GDP・改定値
22:30  10-12月期米個人消費・改定値
22:30  米新規失業保険申請件数
23:00  バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
24:00  1月米新築住宅販売件数
25:00  EIA週間原油在庫統計
25:00  ブロードベントBOE副総裁講演
25:00  シュナーベルECB専務理事講演
25:10  ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
26:00  メスター米クリーブランド連銀総裁講演
27:00  米7年債入札
27:00  ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト講演
28:45  オアRBNZ総裁講演
30:00  デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
—–  G7首脳会議(オンライン)
—–  EU緊急サミット

————2/24きょうのひとこと——————-

ドル円は20日移動平均(115.18付近)を小幅に下回る水準で推移しています。20日平均≒月中終値平均ということでこれより上の水準では戻り売りが出やすい一方、下回ると買戻しが入りやすい模様です。ウクライナ・リスクが高まれば円買い・ドル買い、緩和すれば円売り・ドル売りという動きになりがちで、どちらにしてもこの問題はドル/円の決定打にはなりにくいようです。決め手を探しながら20日移動平均線付近で推移する流れが続きそうです。

本日もよろしくお願いいたします。