昨日のドル円相場ときょうのひとこと（2/28金）
米大統領の不規則発言が続く中、148円台は堅いが150円台は重い展開も続く
———–2/27ドル円相場————————–
148.743まで下落も下値の堅さを確認 トランプ関税発言で150.164まで反発
OP149.032 HI150.164 LO148.743 CL149.801
———-2/27主な出来事—————————-
09:30 オーストラリア10-12月期民間設備投資(前期比) -0.2％
前回+1.1％(1.6％)
予想+0.8％
21:30 ECB1月理事会議事要旨
「現在の中銀預金金利でも、金融政策は依然として景気抑制的であるとの評価が比較的妥当との認識が広くあった」
「インフレ率が持続的に目標値に収束しつつある中、主要政策金利の着地点について議論するのは、時期尚早であるとの判断があった」
「中期目標の達成と整合する適切な政策金利の道筋を、政策委員会が会合ごとに特定し、決定していく以外に選択肢はない」
22:30 アメリカ10-12月期ＧＤＰ・改定値(前期比年率) +2.3％
前回+2.3％
予想+2.3％
22:30 アメリカ10-12月期個人消費・改定値(前期比年率) +4.2％
前回+4.2％
予想+4.1％
22:30 アメリカ1月耐久財受注(前月比) +3.1％
前回-2.2％(-1.8％)
予想+2.0％
22:30 アメリカ1月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) 0.0％
前回+0.3％(0.1％)
予想+0.3％
22:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 24.2万件
前回21.9万件(22.0万件)
予想22.1万件
22:47 トランプ米大統領
「カナダとメキシコへの関税を3月4日に発動」
24:00 アメリカ1月住宅販売保留指数(前月比) -4.6％
前回-5.5％(-4.1％)
予想-0.9％
———-2/27株式・債券・商品———————-
日経平均 38256.17△113.80
豪ASX 8268.216△27.540
上海総合 3388.062△7.848
英FT 8756.21△24.75
独DAX 22550.89▼243.22
NYダウ 43239.50▼193.62
日10年債利回り 1.401％△0.034
豪10年債利回り 4.33383％▼0.0239
英10年債利回り 4.512％△0.010
独10年債利回り 2.413％▼0.020
米02年債利回り 4.0511％▼0.0205
米10年債利回り 4.2599％△0.0037
NY原油 70.35△1.73
NY金 2895.90▼34.70
———–2/28注目材料————————–
＜国内＞
08:30 2月東京都区部消費者物価指数
08:50 1月鉱工業生産速報
08:50 対外対内証券売買契約等の状況（週次・報告機関ベース）
14:00 1月新設住宅着工戸数
19:00 外国為替平衡操作の実施状況（介入実績）
＜海外＞
16:00 1月独小売売上高
16:00 1月独輸入物価指数
16:00 2月英ネーションワイド住宅価格指数
16:00 ラムスデンBOE副総裁、講演
16:00 10－12月期スウェーデンGDP
16:00 10－12月期トルコGDP
16:00 1月トルコ失業率
16:30 1月スイス小売売上高
16:45 10－12月期仏GDP改定値
16:45 2月仏消費者物価指数・速報値
17:55 2月独雇用統計
21:00 1月南アフリカ貿易収支
22:00 2月独消費者物価指数・速報値
22:30 12月カナダGDP
22:30 10－12月期カナダGDP
22:30 1月米個人消費支出（PCE）
22:30 1月米個人所得
22:30 1月米PCEデフレーター
22:30 1月米卸売在庫
23:45 2月米シカゴPMI
———–2/28きょうのひとこと———————-
ドル円は一時150円台を回復。とりあえず148.50-60のサポート割れを回避した格好でしょうか。下値固めの展開と言えるかもしれません。とはいえ、ここまでの動きを見る限り150円台の上値の重さも健在。それにしても、トランプ米大統領の不規則発言には困ったものです。つい先日、発動を4月に先送りするとしたカナダ・メキシコ関税をやっぱり3月4日に発動すると発言したり、独裁者と非難したゼレンスキー・ウクライナ大統領について「そんなこと言ったか？信じられない」とシラを切ったりと、世界のリーダーたる合衆国の大統領とは思えない言動を繰り返しています。そんなこんなで、ドル円はきょうもレンジ内での推移が続くと見ています。
本日もよろしくお願いします。
