昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/1金 )
米利下げ織り込みにいくぶん修正入る ブラックアウト期間直前のFRB議長講演に否が応でも関心集まる
————-11/30ドル円相場————————
米連銀総裁発言などで米利下げ織り込みに修正 ドルショートカバーの動き強まり148.516まで上昇
OP147.107 HI148.516 LO146.843 CL148.189
———-11/30主な出来事—————————
09:30 オーストラリア10月住宅建設許可件数 (前月比) +7.5%
前回-4.6%(-4.0%)
予想+2.0%
10:30 中国11月製造業PMI 49.4
前回49.5
予想49.7
17:55 ドイツ11月失業者数(前月比) 2.20万人
前回3.00万人(3.10万人)
予想2.20万人
17:55 ドイツ11月失業率 5.9%
前回5.8%
予想5.8%
19:00 ユーロ圏11月消費者物価指数(HICP)・速報値(前年比) +2.4%
前回+2.9%
予想+2.7%
19:00 ユーロ圏11月コアHICP・速報値(前年比) +3.6%
前回+4.2%
予想+3.9%
22:30 カナダ7-9月期GDP(前期比年率) -1.1%
前回-0.2%(1.4%)
予想+0.2%
22:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 21.8万件
前回20.9万件(21.1万件)
予想22.0万件
22:30 アメリカ10月個人所得(前月比) +0.2%
前回+0.3%(0.4%)
予想+0.2%
22:30 アメリカ10月個人消費支出(PCE)(前月比) +0.2%
前回+0.7%
予想+0.2%
22:30 アメリカ10月PCEデフレーター(前年比) +3.0%
前回+3.4%
予想+3.0%
22:30 アメリカ10月PCEコア・デフレーター、(前年比) +3.5%
前回+3.7%
予想+3.5%
23:06 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「現時点では利下げについて全く考えていない」
「FRBが利上げを完了したかどうかを考えるのは時期尚早」
23:21 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「景気抑制的な金融政策はかなりの期間続くと想定」
「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」
23:45 アメリカ11月シカゴPMI 55.8
前回44.0
予想45.4
24:00 アメリカ10月住宅販売保留指数(前月比) -1.5%
前回+1.1%(1.0%)
予想-2.0%
——–11/30株式・債券・商品————————
日経平均 33486.89△165.67
豪ASX 7087.333△51.987
上海総合 3029.673△7.985
英FT 7453.75△30.29
独DAX 16215.43△48.98
NYダウ 35950.89△520.47
日10年債利回り 0.672% 0.000
豪10年債利回り 4.412%△0.050
英10年債利回り 4.176%△0.080
独10年債利回り 2.447%△0.015
米02年債利回り 4.6802%△0.0347
米10年債利回り 4.3264%△0.0712
NY原油 75.96▼1.90
NY金 2057.20▼9.90
————12/1注目材料—————————-
<国内>
08:30 10月完全失業率
<海外>
10:45 11月財新中国製造業PMI
16:00 11月英ネーションワイド住宅価格指数
16:00 11月トルコ製造業PMI
17:00 7-9月期スイスGDP
17:00 バーFRB副議長、講演
17:30 11月スイス製造業PMI
17:50 11月仏製造業PMI改定値
17:55 11月独製造業PMI改定値
18:00 11月ユーロ圏製造業PMI改定値
18:30 11月英製造業PMI改定値
19:00 エルダーソンECB専務理事、講演
19:15 デコス・スペイン中銀総裁、講演
20:30 ラガルドECB総裁、講演
22:30 11月カナダ新規雇用者数
22:30 11月カナダ失業率
23:45 11月米製造業PMI改定値
24:00 11月米ISM製造業景況指数
24:00 10月米建設支出
24:00 11月メキシコ製造業PMI
24:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
25:00 パウエルFRB議長、講演
28:00 クックFRB理事、パウエルFRB議長とディスカッションに参加
————12/1きょうのひとこと———————
SF連銀総裁とNY連銀総裁が揃って、先日のウォラーFRB理事の利下げ発言を事実上否定しました。もっとも、米金利先物市場の利下げ織り込みが大幅に低下した訳ではなく、Fedウォッチによると来年5月の利下げ確率は79.4%から75.2%へ低下したにすぎません。きょうのパウエルFRB議長の講演は、FOMC前の発言自粛期間(ブラックアウト期間)に入る直前に行われるもので、いわば市場と対話する最後の機会です。否が応でも注目が集まりそうです。
本日もよろしくお願いします。