総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/31金)

週末・月末・第1四半期末・22年度末の特異日に、一目雲「ねじれ」の変化日

————-3/30ドル円相場————————

132円台で一進一退の動き ほぼ寄り引き同値

OP132.697 HI132.961  LO132.211 CL132.705

———-3/30主な出来事—————————

21:00 ドイツ3月消費者物価指数・速報値(前年比) +7.4%
前回+8.7%
予想+7.3%

21:30 アメリカ10-12月期GDP・確定値(前期比年率) +2.6%
前回+2.7%
予想+2.7%
21:30 アメリカ10-12月期個人消費・確定値(前期比年率) +1.0%
前回+1.4%
予想+1.4%

21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 19.8万件
前回19.1万件
予想19.6万件

25:48 コリンズ米ボストン連銀総裁
「金融システムは弾力的であり堅固」
「インフレを低下させるためにいくらかの追加利上げが必要」
25:48 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレが続く場合、FRBはさらなる利上げが可能」
「信用収縮はインフレをより迅速に緩和する可能性」

26:28 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「インフレをより低下させるため、1年を通して金利を高く保つ必要がある」

——–3/30株式・債券・商品————————

日経平均 27782.93▼100.85
豪ASX  7122.336△72.002
上海総合 3261.249△21.192
英FT    7620.43△56.16
独DAX   15522.40△193.62
NYダウ  32859.03△141.43

日10年債利回り 0.334%△0.010
豪10年債利回り 3.358%△0.074
英10年債利回り 3.518%△0.046
独10年債利回り 2.374%△0.045
米02年債利回り 4.1195%△0.0206
米10年債利回り 3.5488%▼0.0151

NY原油 74.37△1.40
NY金  1980.30△13.40

————3/31注目材料—————————-

<国内>
08:30  3月東京都区部消費者物価指数
08:30  2月完全失業率
08:30  2月有効求人倍率率
08:50  2月鉱工業生産速報
19:00  外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

<海外>
10:30  3月中国製造業PMI
15:00  2月独輸入物価指数
15:00  2月独小売売上高
15:00  3月英ネーションワイド住宅価格指数
15:00  10-12月期英GDP・改定値
15:00  10-12月期英経常収支
15:30  2月スイス小売売上高
15:45  3月仏消費者物価指数・速報値
16:00  2月トルコ貿易収支
16:00  カザークス・ラトビア中銀総裁講演
16:55  3月独失業率
16:55  3月独失業者数
17:00  ビスコ伊中銀総裁講演
18:00  2月ユーロ圏失業率
18:00  3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
21:00  2月南アフリカ貿易収支
21:30  1月カナダGDP
21:30  2月米個人消費支出(PCE)
21:30  2月米個人所得
21:30  2月米PCEデフレーター
22:45  3月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00  3月米ミシガン大消費者態度指数・確報値
24:00  ラガルドECB総裁講演
28:05  ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演

————3/31きょうのひとこと———————

きょうは3月31日。市場的には、週末・月末・第1四半期末・日本の年度末が重なる特異日です。投機筋の持ち高調整や機関投資家のリバランスなどの特殊フローに加え、実需絡みの売買フローが断続的に持ち込まれることで為替相場は不規則な値動きになりやすいでしょう。そうした中で、ドル円の日足チャート上では一目均衡表の雲に「ねじれ」が発生。「ねじれ」は変化日=トレンド転換日との解釈なのできょうの動きが重要になります。雲の上に顔を出すのか雲の下に潜り込むのかによって4月相場の展開に関する市場の見方が変わってくるかもしれません。

本日もよろしくお願いします。