昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/8 水)
2日かけて「壮大な往って来い」 次の材料(米CPI、日銀人事)待ちのフェーズへ
————-2/7ドル円相場————————
132円台は売り優勢。FRB議長の「ディスインフレ」発言で130.480まで下落も強い雇用統計への言及で131円台回復。
OP132.646 HI132.712 LO130.480 CL131.103
———-2/7主な出来事—————————
09:30 オーストラリア12月貿易収支 +122.37億豪ドル
前回+132.01億豪ドル(134.75億豪ドル)
予想+125.00億豪ドル
12:30 RBA、政策金利を3.10%から3.35%へ引き上げ
「この高インフレの時期が一時的なものに過ぎないことを確認するために、今後数カ月の間にさらなる利上げが必要」
16:00 ドイツ 12月鉱工業生産(前月比) -3.1%
前回+0.2%(0.4%)
予想-0.7%
22:30 カナダ12月貿易収支 -1.6億カナダドル
前回-0.4億カナダドル(-2.2億カナダドル)
予想-5.0億カナダドル
22:30 アメリカ12月貿易収支 -674億ドル
前回-615億ドル(-610億ドル)
予想-685億ドル
26:00 パウエルFRB議長
「財の部門でディスインフレのプロセスが始まった」
「十分に景気抑制的な金利水準にはまだ達していない」
「強い労働市場のデータが続けば、ピーク金利は上昇する可能性もある」
29:00 アメリカ12月消費者信用残高(前月比) +115.6億ドル
前回+279.6億ドル(331.1億ドル)
予想+250.0億ドル
——–2/7株式・債券・商品————————
日経平均 27685.47▼8.18
豪ASX 7504.139▼34.840
上海総合 3248.094△9.396
英FT 7864.71△28.00
独DAX 15320.88▼25.03
NYダウ 34156.69△265.67
日10年債利回り 0.501%▼0.004
豪10年債利回り 3.596%△0.135
英10年債利回り 3.317%△0.073
独10年債利回り 2.349%△0.053
米02年債利回り 4.4644%▼0.0080
米10年債利回り 3.6735%△0.0336
NY原油 77.14△3.03
NY金 1871.70△5.50
————2/8注目材料—————————-
<国内>
08:50 12月経常収支/貿易収支
<海外>
11:00 バイデン米大統領一般教書演説
23:15 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
23:30 クックFRB理事講演
24:00 クノット・オランダ中銀総裁講演
24:00 バーFRB副議長/ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
24:30 EIA週間原油在庫統計
26:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
27:00 米10年債入札
27:45 ウォラーFRB理事講演
————2/8きょうのひとこと———————
昨日のドル円は前日比1.2%の大幅安となりました。一昨日の大幅高をすべて吐き出すことになり、2日がかりで壮大な「往って来い」を演じた格好です。こうなると、しばらくは方向感が定まりにくいと見られ、市場は次の手掛かり材料待ちのフェーズに入りそうです。市場が次に注目しているのは、やはり来週14日の米1月CPIと日銀正副総裁人事でしょう。
本日もよろしくお願いします。