総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/7 水)

昨日の値幅は1.5円で今月最小 来週のCPIとFOMCに向けて徐々に落ち着気を取り戻す

————-12/6ドル円相場————————

方向感定まらず。137.425まで上昇後に135.966まで反落するもリスクオフのドル買いで137円台回復。

OP136.653 HI137.425  LO135.966 CL137.040

———-12/6主な出来事—————————

09:30 オーストラリア7-9月期経常収支 -23億豪ドル
前回+183億豪ドル(147億豪ドル)
予想+60億豪ドル

09:44 黒田日銀総裁
「現時点では金融政策の効果が副作用を上回っている」
「消費者物価は来年度に2%割れを見通している」
「2%の物価安定目標は適切な金融政策の目標」
「賃金が3%上がっても物価見通しを達成しなければ緩和を継続する」

12:30 RBA、政策金利を2.85%から3.10%へ引き上げ
「インフレ率は今後数カ月間にわたってさらに上昇し、12月期に約8%でピークに達すると予想」
「来年にはインフレ率が低下すると予想」
「今後一定期間、さらに利上げを行うことを想定」
「あらかじめその方向性が決まっているわけではない」
「将来の利上げの規模とタイミングは、引き続き今後のデータとインフレ、労働市場の見通しに関する理事会の評価によって決定」

14:52 レーンECB専務理事
「インフレはピークに近い可能性が高いと確信」

16:00 ドイツ10月製造業受注(前月比)+0.8%
前回-4.0%(-2.9%)
予想+0.1%

18:39 ヘロドトゥ・キプロス中銀総裁
「さらなる利上げの可能性も中立金利に極めて近い」

22:30 カナダ10月貿易収支 +12.1億カナダドル
前回+11.4億カナダドル(6.1億カナダドル)
予想+12.0億カナダドル

22:30 アメリカ10月貿易収支 -782億ドル
前回-733億ドル(-741億ドル)
予想-800億ドル

——–12/6株式・債券・商品————————

日経平均 27885.87△65.47
豪ASX  7291.266▼34.338
上海総合 3212.533△0.719
英FT    7521.39▼46.15
独DAX   14343.19▼104.42
NYダウ  33596.34▼350.76

日10年債利回り 0.256%△0.001
豪10年債利回り 3.396%△0.030
英10年債利回り 3.076%▼0.028
独10年債利回り 1.800%▼0.080
米02年債利回り 4.3664%▼0.0210
米10年債利回り 3.5314%▼0.0422

NY原油 74.25▼2.68
NY金  1769.30△1.90

————12/7注目材料—————————-

<国内>
10:30  中村日銀審議委員あいさつ

<海外>
09:30  7-9月期豪GDP
—–  11月中国貿易収支
15:45  11月スイス失業率
16:00  10月独鉱工業生産
16:10  レーンECB専務理事講演
16:45  10月仏経常収支/貿易収支
19:00  7-9月期ユーロ圏GDP・確定値
22:30  7-9月期米非農業部門労働生産性・改定値
23:30  パネッタECB専務理事講演
24:00  カナダ中銀政策金利
24:30  EIA週間原油在庫統計
29:00  10月米消費者信用残高

————12/7きょうのひとこと———————

昨日のドル円の値幅は約1.5円で今月最小(まだ4日間ですが)。一昨日の2.7円、さきおとといの2.3円、さらにその前の2.8円に比べるといくぶん落ち着いた印象です。市場の関心は、来週12日の米11月CPIと13-14日のFOMCでしょう。今週のドル/円は週後半にかけて徐々に落ち着きを取り戻しそうです。

本日もよろしくお願いします。