総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/25 金)

米国は(事実上の)連休中 チャートの悪化を受けたドル売り優位も動意は限定

————-11/24ドル円相場————————

ドル売り継続で138.048まで下落。感謝祭のNY市場では138.60台へと緩やかに持ち直す。

OP139.508 HI139.601  LO138.048 CL138.619

———-11/24主な出来事—————————

18:00 ドイツ11月IFO企業景況感指数 86.3
前回84.3(84.5)
予想85.0

20:00 トルコ中銀、政策金利を10.50%から9.00%へ引き下げ
「8月に開始した利下げサイクルを終了することを決定」

21:30 ECB議事録
「きわめて多くの委員が0.75%の利上げを支持」
「インフレ見通しが引き続き悪化しているとの見方が広く共有」
「インフレが定着するリスクの増大を示唆」

22:06 シュナーベルECB専務理事
「データは利上げ減速余地が限定的であることを示唆」

23:30 マン英MPC委員
「中期的なインフレ期待が制御不能となればインフレの制御にはより犠牲を伴う」

——–11/24株式・債券・商品————————

日経平均 28383.09△267.35
豪ASX  7241.751△9.985
上海総合 3089.310▼7.597
英FT    7466.60△1.36
独DAX   14539.56△111.97
NYダウ  —–

日10年債利回り 0.248%▼0.001
豪10年債利回り 3.544%▼0.045
英10年債利回り 3.038%△0.027
独10年債利回り 1.850%▼0.080
米02年債利回り —–
米10年債利回り —–

NY原油 77.96△0.02
NY金  1755.10△9.50

————11/25注目材料—————————-

<国内>
08:30  11月東京都区部消費者物価指数
08:50  対外対内証券売買契約等の状況

<海外>
06:45  7-9月期NZ小売売上高
16:00  12月独Gfk消費者信頼感指数
16:00  7-9月期独GDP・改定値
16:30  ミュラー・エストニア中銀総裁講演
21:00  7-9月期メキシコGDP・確定値
23:15  ビスコ伊中銀総裁講演

————11/25きょうのひとこと———————

きょうは感謝祭の翌日で米国のクリスマス商戦が始まるブラックフライデー。公式な祝日ではありませんが、事実上の休日で、多くの米国人にとって週末を含めた4連休の真っ只中です。ドル円はチャートの悪化(日足一目均衡表の三役逆転など)で売り優勢の展開ですが、直近安値(137.67@11/15)を下抜けるほどの動意はないでしょう。

本日もよろしくお願いします。