総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/12 金)

CPIとPPI鈍化を受けたドル売りは米金利の反転上昇で勢い失う 謎の金利上昇の背景は?

————-8/11ドル円相場————————

前日のCPIに続き米7月PPIも鈍化すると131.732までドル安が進行。しかし、米債出尽くし売りで利回りが反転上昇するとドルはショートカバーで下げを埋めた。

OP132.916 HI133.309  LO131.732 CL132.981

———-8/11主な出来事—————————

13:13 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「インフレを抑制したと勝利宣言するには時期尚早」
「9月は50bp利上げが基本、75bpも排除せず」

21:30 アメリカ7月生産者物価指数(前月比)-0.5%
前回+1.1%(1.0%)
予想+0.2%
21:30 アメリカ7月生産者物価指数(前年比) +9.8%
前回+11.3%
予想+10.4%
21:30 アメリカ7月生産者物価指数・コア(前年比) +7.6%
前回+8.2%
予想+7.6%

21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 26.2万件
前回26.0万件(24.8万件)
予想26.3万件

——–8/11株式・債券・商品————————

日経平均 —–
豪ASX  7070.953△78.280
上海総合 3281.665△51.645
英FT    7465.91▼41.20
独DAX   13694.51▼6.42
NYダウ  33336.67△27.16

日10年債利回り —–
豪10年債利回り 3.289%△0.045
英10年債利回り 2.059%△0.108
独10年債利回り 0.971%△0.083
米02年債利回り 3.2185%△0.0044
米10年債利回り 2.8876%△0.1066

NY原油 94.34△2.41
NY金  1789.70▼5.90

————8/12注目材料—————————

<国内>
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

<海外>
08:30  デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
15:00  6月英GDP
15:00  4-6月期英GDP速報値
15:00  6月英鉱工業生産
15:00  6月英貿易収支
15:00  7月スウェーデン消費者物価指数
15:45  7月仏消費者物価指数・改定値
16:00  6月トルコ鉱工業生産
17:30  4-6月期香港GDP・確定値
18:00  6月ユーロ圏鉱工業生産
21:30  7月米輸入物価指数
23:00  バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
23:00  8月米ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

————8/12きょうのひとこと———————

一昨日の米7月CPIに続き、昨日はPPIも鈍化。しかし、米債利回りはPPIの発表後に大きく切り返して上昇する謎の動きとなりました。謎の金利上昇の背景には、①鈍化したとはいえ米インフレは歴史的高水準にあることに変わりないとの見方から、②9月FOMCまでに発表される8月雇用統計と8月CPI・PPI次第で「次回も75bp利上げの可能性」が意識されたことがある模様です。また、③一連の物価統計を終えた「出尽くし感」から米債に売りが入ったようで、④ホリデーシーズンの薄商いが金利変動を増幅させた面もあったと見られます。さらに、⑤米30年債入札の不調も債券売りに拍車をかけました。これで米債利回りがひとまず底を打ったとすれば、ドル円もいったん底入れしたということになりそうです。

本日もよろしくお願いします。