昨日のドル円相場ときょうのひとこと(4/27 水)
円売り祭りはひとまず終了 再開は4日FOMCと6日雇用統計後に
————-4/26ドル円相場————————
米金利低下止まらず。月末控えた手仕舞い売りも相まって127.015まで下落。
OP128.154 HI128.219 LO127.015 CL127.233
———–4/26主な出来事—————————
08:30 日本3月失業率 2.6%
前回2.7%
予想2.7%
10:27 中国人民銀
「金融政策を通じて経済への支援を強化する方針」
16:00 日銀が連続指値オペを通告-27-28日
18:11 岸田首相
「為替の水準は経済対策・金融対策、その他さまざまな対策の結果」
「急激な為替の変動は多くの関係者にとって好ましくない」
「円安の水準について申し上げるのは控える」
「2%の物価目標に向け、日銀に引き続き努力を期待」
21:30 アメリカ3月耐久財受注(前月比) +0.8%
前回-2.2%(-1.7%)
予想+1.0%
21:30 アメリカ3月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) +1.1%
前回-0.6%(-0.5%)
予想+0.6%
22:00 アメリカ2月住宅価格指数(前月比) +2.1%
前回+1.6%
予想+1.5%
22:00 アメリカ2月ケース・シラー米住宅価格指数(前年比)+20.2%
前回+19.1%(18.9%)
予想+19.0%
23:00 アメリカ4月消費者信頼感指数 107.3
前回107.2(107.6)
予想108.0
23:00 アメリカ4月リッチモンド連銀製造業指数 14
前回13
予想9
23:00 アメリカ3月新築住宅販売件数 76.3万件
前回77.2万件(83.5万件)
予想76.8万件
~ウクライナ・ロシア関連ヘッドライン~
・ロシア、ポーランドへのガス供給を27日に停止へ
・プーチン氏:ロシアはウクライナとの交渉拒まない
・プーチン氏:ウクライナ、マリウポリの兵に降伏を命じるべきだ
・ドイツ、ウクライナ向け軍事支援倍増へ
・ポーランドのウクライナ向け武器供与は戦車含む
——–4/26株式・債券・商品————————
日経平均 26700.11△109.33
豪ASX 7317.978▼155.300
上海総合 2886.426▼42.086
英FT 7386.19▽5.65
独DAX 3756.40▼167.77
NYダウ 33240.18▼809.28
日10年債利回り 0.245%▼0.002
豪10年債利回り 3.104%▼0.026
英10年債利回り 1.796%▼0.045
独10年債利回り 0.815%▼0.022
米02年債利回り 2.4773%▼0.1484
米10年債利回り 2.7205%▼0.0993
NY原油 101.70△3.16
NY金 1901.40△8.20
————4/27注目材料—————————
<国内>
特になし
<海外>
10:30 1-3月期豪消費者物価指数
15:00 5月独Gfk消費者信頼感指数
16:00 レーンECB専務理事講演
17:00 ミュラー・エストニア中銀総裁講演
20:00 3月メキシコ貿易収支
21:30 3月米卸売在庫
23:00 3月米住宅販売保留指数
23:30 EIA週間原油在庫統計
25:00 ラガルドECB総裁講演
25:00 3月ロシア失業率
26:00 米5年債入札
————4/27ょうのひとこと——————-
日銀は、金融政策決定会合を行う今日から明日にかけて「連続指値オペ」を実施すると通知しました。世界的な長期金利上昇に鑑みて、0%±0.25%としている長期金利の変動許容幅を拡大するのではとの一部の憶測を粉砕した格好です。岸田首相は「2%の物価目標に向け、日銀に引き続き努力を期待」として金融緩和の継続にお墨付きを与えました。どちらも、本来なら円売り材料視されてもいいところでしたが、昨日は逆に円が全面的に上昇しました。(持ち高調整が出やすい)月末接近の影響もあるとは思いますが、お祭り的な「円売り」はひとまず終了したと見たほうがよさそうです。お祭り再開は5月に入って、4日のFOMCと6日の米雇用統計を見てからということになりそうです。
本日もよろしくお願いいたします。