総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(1/15木)

円安けん制ツープラトン口撃 神経戦的なキモ試し相場継続

———–1/14ドル円相場————————–

ダブル口先介入で158.100まで下落 下落前には159.452の1年半ぶり高値

OP159.098 HI159.452  LO158.100 CL158.488

———-1/14主な出来事——————————-

11:22 中国12月貿易収支 +1141.4億ドル
前回+1116.8億ドル
予想+1143.5億ドル

13:29 植田日銀総裁
「中心的な見通し実現なら、経済・物価の改善に応じて金利を引き上げる」

17:39 片山財務相
「急激な円安動向、きわめて遺憾で憂慮している」
「円安、あらゆる手段を排除せず適切に対応」

18:28 三村財務官
「為替、足もとで一方的かつ急激な動きも見られ極めて憂慮している」
「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切な対応を取る」

22:30 アメリカ11月生産者物価指数(前月比) +0.2%
前回+0.1%
予想+0.2%
22:30 アメリカ11月生産者物価指数(前年比) +3.0%
前回+2.8%
予想+2.7%
22:30 アメリカ11月生産者物価指数・コア(前年比) +3.0%
前回+2.9%
予想+2.7%

22:30 アメリカ11月小売売上高(前月比) +0.6%
前回0.0%(-0.1%)
予想+0.5%
22:30 アメリカ11月小売売上高・除自動車(前月比) +0.5%
前回+0.4%(0.2%)
予想+0.4%

23:07 ベッセント米財務長官
「為替市場の過度な変動は望ましくない」
「韓国のウォン安はファンダメンタルズと一致していない」

24:00 アメリカ12月中古住宅販売件数(年率換算) 435万件
前回413万件(414万件)
予想422万件

24:00 アメリカ10月企業在庫(前月比) +0.3%
前回+0.2%(0.3%)
予想+0.1%

28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動は12地区のうち8地区で緩やかなペースで拡大した。3地区は横ばい、1地区は小幅に縮小した」
「大半の地区がほぼ横ばいだった過去3回の報告サイクルと比べて改善を示唆」

———-1/14株式・債券・商品———————-

日経平均 54341.23△792.07
豪ASX  8820.594△12.055
上海総合 4126.093▼12.665
英FT   10184.35△47.00
独DAX  25286.24▼134.42
NYダウ 49149.63▼42.36

日10年債利回り 2.188%△0.015
豪10年債利回り 4.7167%△0.0089
英10年債利回り 4.340%▼0.058
独10年債利回り 2.814%▼0.033
米02年債利回り 3.5097%▼0.0227
米10年債利回り 4.1320%▼0.0472

NY原油 62.02△0.87
NY金  4635.70△36.60

———–1/15注目材料—————————–

<国内>
08:50  12月企業物価指数

<海外>
09:01  12月英RICS住宅価格指数
16:00  12月独卸売物価指数(WPI)
16:00  11月英GDP
16:00  11月英鉱工業生産
16:00  11月英貿易収支
16:45  12月仏消費者物価指数・改定値
18:00  デギンドスECB副総裁、講演
19:00  11月ユーロ圏鉱工業生産
19:00  11月ユーロ圏貿易収支
19:30  パネッタ伊中銀総裁、講演
22:30  11月米輸入物価指数
22:30  前週分の米新規失業保険申請件数
22:30  1月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30  1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:35  ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
23:15  バーFRB理事、講演
26:40  バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
27:30  シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
30:00  11月対米証券投資動向

———–1/15きょうのひとこと———————-

昨日の口先介入は思いのほか効果がありました。ドル円が円買い介入のあった2024年7月12日と同じ159円台に上昇していたことで効きやすかったという面もあるでしょうし、口先介入が財務大臣と財務官によるツープラトンだったのも奏功した要因でしょう。同じフレーズを使ったプロレス張りのツープラトン口撃はなかなか新鮮でした。とはいえ、口先も含めた介入ではファンダメンタルズが変わるわけではありません(財務相も財務官も円安はファンダメンタルズに沿っていないと断じていますが・・・)。ましてや、口先介入はコストがかからない分だけ介入の中では最も効果が小さい手法です。売っていた円を買い戻す口実にはなっても、新たに円を買う理由にはなりにくいのが口先介入でしょう。通貨当局と市場の神経戦的なキモ試し相場はもうしばらく続きそうです。

本日もよろしくお願いします。