昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/24水)

短・中期の移動平均線が147円台に集結 膠着抜け出すきっかけは?
———–9/23ドル円相場————————–
PMI、FRB議長講演はいずれも不発 147円台で一進一退
OP147.778 HI147.926 LO147.458 CL147.662

———-9/23主な出来事——————————-
16:30 ドイツ9月製造業PMI・速報値 48.5
前回49.8
予想50.0
16:30 ドイツ9月サービス業PMI・速報値 52.5
前回49.3
予想49.5
17:00 ユーロ圏9月製造業PMI・速報値 49.5
前回50.7
予想50.7
17:00 ユーロ圏9月サービス業PMI・速報値 51.4
前回50.5
予想50.5
17:30 イギリス9月製造業PMI・速報値 46.2
前回47.0
予想47.1
17:30 イギリス9月サービス業PMI・速報値 51.9
前回54.2
予想53.5
21:40 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「労働市場のデータは、安定性を示している」
「インフレ目標2%への到達は達成されていない」
22:45 アメリカ9月製造業PMI・速報値 52.0
前回53.0
予想52.2
22:45 アメリカ9月サービス業PMI・速報値 53.9
前回54.5
予想54.0
22:59 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長
「雇用市場でFRBの対応が遅れているのではと懸念している」
「関税の影響はやがて薄れるだろう」
「労働市場は今後数カ月で急速に悪化する可能性がある」
「需要環境が改善しなければ企業が解雇に踏み切る可能性がある」
23:00 アメリカ9月リッチモンド連銀製造業指数 -17
前回-7
予想-5
23:25 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「雇用リスクはインフレリスクと同程度に高まっている」
25:35 パウエルFRB議長
「FRBにとってリスクフリーの道筋はない」
「最近の物価上昇は関税の影響が大きい」
「政策が過度に引き締め的であれば、労働市場に不必要な打撃を与える可能性がある」
「過度に積極的な金融緩和はインフレ抑制策を未完にしてしまう可能性がある」
「経済・政治制度への国民の信頼が揺らいでいる」
———-9/23株式・債券・商品———————-
日経平均 —–
豪ASX 8845.929△35.037
上海総合 3821.833▼6.743
英FT 9223.32▼3.36
独DAX 23611.33△84.28
NYダウ 46292.78▼88.76
日10年債利回り —–
豪10年債利回り 4.2635%▼0.0048
英10年債利回り 4.680%▼0.032
独10年債利回り 2.749%△0.001
米02年債利回り 3.5860%▼0.0170
米10年債利回り 4.1061%▼0.0406
NY原油 63.41△1.13
NY金 3815.70△40.60
———–9/24注目材料—————————–
<国内>
—– 自民党総裁選、候補者討論会
<海外>
10:30 8月豪消費者物価指数
17:00 9月独Ifo企業景況感指数
23:00 8月米新築住宅販売件数
23:30 EIA週間原油在庫統計
25:30 グリーン英MPC委員、講演
27:00 米5年債入札
29:10 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
———–9/24きょうのひとこと———————-
ドル円は146~148円台のレンジ取引が続いており、短・中期(5日~50日)の移動平均線が147円台に集結しています。FRBの年内50bp利下げを9割方、日銀の年内25bp利上げも9割方織り込んでこの膠着ぶりですから、金融政策ネタですぐにこのレンジを抜け出すのは難しいのかもしれません。そうなると、注目すべきは自民党の総裁選ということになりますが、それとてレンジをブレイクするほどの強い材料になるとすれば、10月4日の投開票で高市氏が勝利した場合に限られそうです。その高市氏も、昨年の総裁選時より、財政拡大や金融緩和についてトーンダウンした印象が否めません。
本日もよろしくお願いします。