昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/16水)

7月相場、円ポジションの違いが生む「東京安値」「海外高値」は81.8%の高確率
———–7/15ドル円相場————————–
CPI後の米金利上昇で3カ月半ぶりに149.018まで上昇
OP147.717 HI149.018 LO147.548 CL148.864

———-7/15主な出来事—————————-
11:00 中国4-6月期GDP(前年比) +5.2%
前回+5.4%
予想+5.1%
11:00 中国6月小売売上高(前年比) +4.8%
前回+6.4%
予想+5.3%
11:00 中国6月鉱工業生産(前年比) +6.8%
前回+5.8%
予想+5.6%
18:00 ドイツ7月ZEW景気期待指数 52.7
前回47.5
予想50.4
20:11 ベッセント米財務長官
「FRB議長の後任候補を選定する正式なプロセスがすでに始まっている」
「米大統領の言う通り、パウエルFRB議長の解任は検討されていない」
「パウエル氏が議長の任期終了後もFRBに残れば混乱を招く」
「一つのインフレ数字にあまり重点を置くべきではない」
21:30 カナダ6月消費者物価指数(前年比) +1.9%
前回+1.7%
予想+1.9%
21:30 アメリカ6月消費者物価指数(前月比) +0.3%
前回+0.1%
予想+0.3%
21:30 アメリカ6月消費者物価指数(前年比) +2.7%
前回+2.4%
予想+2.6%
21:30 アメリカ6月消費者物価指数・コア(前年比) +2.9%
前回+2.8%
予想+2.9%
21:30 アメリカ7月ニューヨーク連銀製造業景気指数 5.5
前回-16.0
予想-9.6
23:08 トランプ米大統領
「消費者物価は低い。FRBは今すぐ金利を引き下げろ!」
———-7/15株式・債券・商品———————-
日経平均 39678.02△218.40
豪ASX 8630.346△59.943
上海総合 3504.999▼14.651
英FT 8938.32▼59.74
独DAX 24060.29▼100.35
NYダウ 44023.29▼436.36
日10年債利回り 1.581%▼0.001
豪10年債利回り 4.3790%△0.0088
英10年債利回り 4.625%△0.025
独10年債利回り 2.712%▼0.017
米02年債利回り 3.9398%△0.0400
米10年債利回り 4.4813%△0.0480
NY原油 66.52▼0.46
NY金 3336.70▼22.40
———–7/16注目材料————————–
<国内>
なし
<海外>
08:45 ローガン米ダラス連銀総裁、講演
15:00 6月英消費者物価指数
18:00 5月ユーロ圏貿易収支
20:00 5月南アフリカ小売売上高
21:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
21:15 6月カナダ住宅着工件数
21:30 6月米生産者物価指数
22:15 6月米鉱工業生産
22:15 6月米設備稼働率
22:15 ハマック米クリーブランド連銀総裁、講演
23:00 バーFRB理事、講演
23:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
———–7/16きょうのひとこと———————-
ドル円は、東京市場で安値を付けてその後の海外市場で持ち直す、あるいは切り返すケースが目立ちます。昨日までの今月11営業日中、ドル円が東京時間に安値を付けたのは9日(81.8%!!)に上ります。また、その9回のうち6回は午前中に安値を付けています。これほどの高確率で東京時間に安値を付けるのは偶然とは思えません。考えられる理由としては、①東京勢は円ショートが多いので前日の海外市場でドル円が上昇すると利食い売りが出やすい、あるいはリスクオフで円ショートの巻き戻し的な円買いが出やすい、②海外勢は円ロングなので海外市場で踏み上げが起きやすい、またリスクオフでも円を買う余力が小さい、などが挙げられます。
本日もよろしくお願いします。