昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/20金)

有事のドル買いで月初来高値更新 週末控え中東情勢睨みの神経質な値動きに
———–6/19ドル円相場————————–
米国の中東参戦懸念で円買いとドル買いが交錯 有事のドル買いやや有利で145.767まで上昇
OP145.062 HI145.767 LO144.737 CL145.437

———-6/19主な出来事—————————-
07:45 ニュージーランド1-3月期GDP(前期比) +0.8%
前回+0.7%(0.5%)
予想+0.7%
10:06 米当局者、今後数日以内のイラン攻撃の可能性に備える
10:30 オーストラリア5月新規雇用者数 -0.25万人
前回8.90万人
予想2.25万人
10:30 オーストラリア5月失業率 4.1%
前回4.1%
予想4.1%
16:30 スイス国立銀行政策金利0.25%から0.00%へ引き下げ
「必要に応じて外国為替市場において引き続き積極的な対応をとる用意がある」
17:00 ノルウェー中銀、政策金利4.50%から4.25%へ引き下げ
「経済が現在の予測通りに推移すれば2025年中に政策金利はさらに引き下げられる」
20:00 トルコ中銀、政策金利46.00%に据え置き
「インフレの持続的な低下によって物価安定が達成されるまで、金融引き締めスタンスは維持される」
20:00 BOE、政策金利4.25%に据え置き
「金融政策の更なる引き締め解除に向けては、段階的かつ慎重なアプローチが依然として適切」
「金融政策はあらかじめ定められた道筋に沿っているわけではない」
20:00 英MPC議事要旨
「6人が据え置きを支持、3人が0.25%引き下げを主張」
26:38 ホワイトハウス報道官
「トランプ大統領はイラン攻撃について2週間以内に対応を決定する」
「トランプ大統領はイランとの外交が依然として選択肢であると信じている」
———-6/19株式・債券・商品———————-
日経平均 38488.34▼396.81
豪ASX 8523.695▼7.477
上海総合 3362.108▼26.701
英FT 8791.80▼51.67
独DAX 23057.38▼260.43
NYダウ —–
日10年債利回り 1.419%▼0.036
豪10年債利回り 4.2160%▼0.0352
英10年債利回り 4.530%△0.035
独10年債利回り 2.522%△0.025
米02年債利回り ——
米10年債利回り ——
NY原油 ——
NY金 ——
———–6/20注目材料————————–
<国内>
08:30 5月全国消費者物価指数
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(4月30-5月1日分)
15:40 植田日銀総裁、あいさつ
<海外>
08:01 6月英Gfk消費者信頼感指数
10:00 中国LPR
15:00 5月独生産者物価指数
15:00 5月英小売売上高
17:30 5月香港消費者物価指数
21:30 4月カナダ小売売上高
21:30 6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
23:00 5月米景気先行指数
23:00 6月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
———–6/20きょうのひとこと———————-
ドル円は「有事のドル買い」をよすがに月初来高値を更新。この週末にも米国がイラン・イスラエル戦争に参戦する可能性があるとのことでしたが、トランプ米大統領は「2週間以内に対応を決める」としており、週末の参戦リスクはやや低下しているようにも思えます。けさの東京市場はドル売りが先行していますが、中東絡みの報道ひとつで再び流れが変わる可能性も否定できません。きょうは金曜日、かつNY勢が休み明け、ドル円は海外勢のポジション調整も含めて神経質な値動きとなりそうです。
本日もよろしくお願いします。