総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/1木)

4連続月足陰線は21年以来初 皐月相場も下値模索なら139.50の攻防がカギ

———–4/30ドル円相場————————–

米GDPと月末ロンドンフィキシングのドル売りこなして143円台回復

OP142.259 HI143.191  LO142.160 CL143.060

———-4/30主な出来事—————————-

10:30 オーストラリア1-3月期消費者物価指数(前年比) +2.4%
前回+2.4%
予想+2.3%

10:45 中国4月財新製造業PMI 50.4
前回51.2
予想49.7

14:30 フランス1-3月期GDP・速報値(前期比) +0.1%
前回-0.1%
予想+0.1%

15:00 ドイツ3月小売売上高(前月比) -0.2%
前回+0.8%(0.2%)
予想-0.4%

15:45 フランス4月消費者物価指数・速報値(前年比) +0.8%
前回+0.8%
予想+0.7%

16:55 ドイツ4月失業者数(前月比) +0.40万人
前回+2.60万人(2.50万人)
予想+1.50万人
16:55 ドイツ4月失業率  6.3%
前回6.3%(6.2%)
予想6.3%

17:00 ドイツ1-3月期GDP・速報値(前期比) +0.2%
前回-0.2%
予想+0.2%

18:00 ユーロ圏1-3月期GDP・速報値(前期比) +0.4%
前回+0.2%
予想+0.2%

21:00 ドイツ4月消費者物価指数・速報値(前年比) +2.1%
前回+2.2%
予想+2.0%

21:15 アメリカ4月ADP雇用統計(前月比) +6.2万人
前回+15.5万人(14.7万人)
予想+11.5万人

21:30 カナダ2月GDP(前月比) -0.2%
前回+0.4%
予想0.0%

21:30 アメリカ1-3月期雇用コスト指数(前期比) +0.9%
前回+0.9%
予想+0.9%

21:30 アメリカ1-3月期GDP・速報値(前期比年率) -0.3%
前回+2.4%
予想+0.2%
21:30 アメリカ1-3月期個人消費・速報値(前期比年率) +1.8%
前回+4.0%
予想+1.2%
21:30 アメリカ1-3月期コアPCEデフレーター・速報値(前期比年率) +3.5%
前回+2.6%
予想+3.2%

22:41 トランプ米大統領
「(GDPについて)バイデンの数字だ。トランプの数字ではない」

22:45 アメリカ4月シカゴPMI 44.6
前回47.6
予想46.0

23:00 アメリカ3月個人所得(前月比) +0.5%
前回+0.8%(0.7%)
予想+0.4%
23:00 アメリカ3月個人消費支出(PCE)(前月比) +0.7%
前回+0.4%(0.5%)
予想+0.6%
23:00 アメリカ3月PCE物価指数(前年比) +2.3%
前回+2.5%(2.7%)
予想+2.2%
23:00 アメリカ3月コアPCEデフレーター(前年比) +2.6%
前回+2.8%(3.0%)
予想+2.6%

27:10 中国メディア
「米国は関税問題を巡る交渉を目指し、様々なルートを通じて中国側に積極的に接触を図っている」
「中国はトランプ政権が具体的な措置を講じるまで、米国との交渉は必要ない」

———-4/30株式・債券・商品———————-

日経平均 36045.38△205.39
豪ASX  8126.208△55.615
上海総合 3279.031▼7.624
英FT   8494.85△31.39
独DAX  22496.98△71.15
NYダウ 40669.36△141.74

日10年債利回り 1.317%▼0.002
豪10年債利回り 4.1648%▼0.0248
英10年債利回り 4.441%▼0.039
独10年債利回り 2.444%▼0.053
米02年債利回り 3.6027%▼0.0471
米10年債利回り 4.1619%▼0.0097

NY原油 58.21▼2.21
NY金  3319.10▼14.50

———–5/1注目材料————————–

<国内>
—– 日銀金融政策決定会合
—– 展望レポート
15:30 植田日銀総裁、定例記者会見

<海外>
10:30 1-3月期豪輸入物価指数
10:30 3月豪貿易収支
15:30 3月スイス小売売上高
17:30 4月英製造業PMI・改定値
17:30 3月英消費者信用残高
17:30 3月英マネーサプライM4
20:30 4月米チャレンジャー人員削減数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:45 4月米製造業PMI・改定値
23:00 4月米ISM製造業景況指数
23:00 3月米建設支出
—– 日米関税交渉

———–5/1きょうのひとこと———————-

ドル円は1月から4カ月連続で月足陰線引けとなりました。これは上昇相場が始まった2021年以降で初めてです。4年に渡る上昇相場が終わったのかどうかを判断する上でカギとなる水準は139.50円だと見ています。昨年9月安値139.58円は三尊天井(トリプルトップ)に向けたネックライン。下抜ければ奇麗な「ヘッドアンドショルダー」の完成で、下落シグナルになりそうなチャートフェースです。皐月相場のスタートは143円付近。ここから再び140円割れを試しに行くのかはまだわかりませんが、仮に下値を探る展開になった場合は139円台半ばの攻防が焦点になると見ています。

本日もよろしくお願いします。