18日のドル円相場ときょうのひとこと(4/21月)

米政権、FRB議長解任を検討 現実味薄いものの実現なら重大なリスクに
———–4/18ドル円相場————————–
ホリデームード漂うもFRB議長解任リスクでドル軟調
OP142.345 HI142.452 LO142.107 CL142.137

———-4/18主な出来事—————————-
08:30 日本3月消費者物価指数・除生鮮食(前年比) +3.2%
前回+3.0%
予想+3.2%
08:56 加藤財務相
「日米間の為替の課題はベッセント米財務長官との間で緊密に協議することを確認」
「(為替について)訪米時に会談機会があれば米財務長官と議論する」
23:38 ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
「トランプ大統領はパウエルFRB議長の解任が選択肢か検討中」
24:17 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「米国経済は良い状態にある」
「一部のセクター(例えば運輸など)は減速しているが、不確実性が経済全体の重しにはなっていない」
「企業がレイオフ(人員削減)をしているという話は聞いていない」
「年内2回の利下げ予想に自信」
25:51 トランプ米大統領
「パウエルFRB議長が自分の行動を理解していれば、金利は下がるだろう」
「パウエルFRB議長は金利を引き下げるべき」
———-4/18株式・債券・商品———————-
日経平均 34730.28△352.68
豪ASX —–
上海総合 3276.730▼3.611
英FT —–
独DAX —–
NYダウ —–
日10年債利回り 1.293%▼0.023
豪10年債利回り —–
英10年債利回り —–
独10年債利回り —–
米02年債利回り —–
米10年債利回り —–
NY原油 —–
NY金 —–
———–4/21注目材料————————–
<国内>
なし
<海外>
21:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
23:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演
23:00 3月米景気先行指数
—- IMF・世銀春季会合(ワシントン、26日まで)
———–4/21きょうのひとこと———————-
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長によれば、トランプ大統領はパウエルFRB議長の解任について「検討を続けている」そうです。解任は法律上難しいとの見方が一般的で、実際に解任される可能性は低そうなので、市場はまだ「テールリスク」の扱いでしょう。ただ、市場にとって中銀の独立性棄損は格好の売り材料です。現時点では現実的なリスクとは言えないものの、仮に実現すれば深刻な「米国売り」を起こす引き金にもなりかねません。
本日もよろしくお願いします。