総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/25火)

 
米金利低下でも1円反発 上値は重いが下値も堅いのか 148.64サポートの真価が問われる

———–2/24ドル円相場————————–

独選挙に波乱なくユーロ高、ドルは148.840まで下落も円買い続かず149.873まで待ち直す

OP149.188 HI149.873  LO148.840 CL149.730

———-2/24主な出来事—————————-

23日投開票の独総選挙で中道右派CDU・CSUが勝利、過半数は届かず

18:00 ドイツ2月IFO企業景況感指数 85.2
前回85.1(85.2)
予想85.8

19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数・改定値(前年比) +2.5%
前回+2.5%
予想+2.5%

27:54 ディングラ英MPC委員
「英国の経済の弱さの多くは需要の弱さによるもの」
「緩やかな金利引き下げのペースの定義が委員によって異なる」

29:23 トランプ米大統領
トランプ米大統領
「カナダとメキシコへの関税は予定通り進んでいる」

———-2/24株式・債券・商品———————-

日経平均 —–
豪ASX  8308.242△12.037
上海総合 3373.028▼6.085
英FT   8658.98▼0.39
独DAX  22425.93△138.37
NYダウ 43461.21△33.19

日10年債利回り —–
豪10年債利回り 4.4373%▼0.0746
英10年債利回り 4.564%▼0.007
独10年債利回り 2.477%△0.008
米02年債利回り 4.1747%▼0.0234
米10年債利回り 4.4003%▼0.0310

NY原油 70.70△0.30
NY金  2963.20△10.00

———–2/25注目材料————————–

<国内>
なし

<海外>
08:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
16:00 10-12月期独GDP改定値
18:20 ローガン米ダラス連銀総裁、講演
22:00 シュナーベルECB専務理事、講演
23:00 ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
23:00 12月米住宅価格指数
23:00 12月米ケース・シラー住宅価格指数
24:00 2月米消費者信頼感指数
24:00 2月米リッチモンド連銀製造業景気指数
25:45 バーFRB副議長、講演
27:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
27:00 米5年債入札

———–2/25きょうのひとこと———————-

昨日のドル円は独総選挙後のユーロ高・ドル安が影響して148.84まで下げる場面もありましたが、その後は149円台後半へ約1円反発。150円を回復できなかった事を考えると上値が重いと言えば重いのですが、米長期金利が低下したにもかかわらず1円も反発した点を冷静に評価すれば、下値が堅い動きとも言えるでしょう。もちろん、下値の堅さは昨年12月安値148.64円が意識されたためで、ひとまずサポートとして敬意を表しただけかもしれません。148.64円のサポートの真価が問われるのはこれからかもしれないだけに、ダブル・ボトム形成への期待を口にするのはまだ少し早そうです。

本日もよろしくお願いします。