昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/23水)
米大統領選、FOMCまでドルが買われやすい地合い
———–10/22ドル円相場————————–
米10年金利3カ月ぶり高水準でドル円も3カ月ぶりに151.194円まで上昇
OP150.611 HI151.194 LO150.492 CL151.098
———-10/22主な出来事—————————-
21:30 米10月フィラデルフィア連銀製造業指数 6.0
前回-6.1
予想4.1
22:00 IMF、25年世界経済成長率を3.3%から3.2%に下方修正
23:00 米10月リッチモンド連銀製造業指数 -14
前回-21
予想-17
23:00 ラガルドECB総裁
「ディスインフレは順調に進んでいる」
「金利が向かっている方向は明らかだ」
「利下げのペースは今後決定する」
———-10/22株式・債券・商品———————-
日経平均 38411.96▲542.64
豪ASX 8205.675▼138.719
上海総合 3285.867△17.757
英FT 8306.54▼11.70
独DAX 19421.91▼39.28
NYダウ 42924.89▼6.71
日10年債利回り 0.979%△0.015
豪10年債利回り 4.4314%△0.1581
英10年債利回り 4.166%△0.029
独10年債利回り 2.318%△0.036
米02年債利回り 4.0324%△0.0007
米10年債利回り 4.2076%△0.0120
NY原油 72.09△1.53
NY金 2759.80△20.90
———–10/23注目材料————————–
<国内>
なし
<海外>
14:00 9月シンガポール消費者物価指数
17:00 9月南アフリカ消費者物価指数
22:00 ブリーデンBOE副総裁、講演
22:00 ボウマンFRB理事、あいさつ
22:45 カナダ中銀、政策金利
23:00 ラガルドECB総裁、講演
23:00 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
23:00 10月ユーロ圏消費者信頼感指数
23:00 9月米中古住宅販売件数
23:30 EIA週間原油在庫統計
24:30 チポローネECB専務理事、講演
25:00 エスクリバ・スペイン中銀総裁、講演
26:00 オア・RBNZ総裁、講演
26:00 米20年債入札
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
27:15 クノット・オランダ中銀総裁、講演
27:45 ベイリーBOE総裁、講演
28:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演
—– G20財務相・中銀総裁会議(ワシントン、24日まで)
—– BRICS首脳会議(ロシア・カザン、24日まで)
—– IMF・世界銀行年次総会(ワシントン、26日まで)
———–10/23きょうのひとこと———————-
ドル円が3カ月ぶりに151円台の乗せたのは米長期金利の上昇が主因。米10年債利回りは9月FOMC前日に付けた3.59%から実に60bp(0.6%ポイント)強上昇しています。ではなぜ金利が上昇しているのかといえば、米経済指標に強い結果が相次いだことでFRBの利下げ観測が後退っしてることが第一点。FRBは11月もしくは12月のどちらかは利下げを見送るかもしれないとの見方が出ています。第二点は米大統領選でトランプ氏の掛け率が上昇中なこと。トランプ氏が勝利すれば減税や関税引き上げでインフレが再燃するとの思惑が強まっています。米大統領選は11月5日、FOMCは11月7日。それまでは米債が売られ(金利上昇)やすく、ドルが買われやすい地合いが続く可能性があるでしょう。
本日もよろしくお願いします。