総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/5木)

米雇用統計を前に50bp利下げ観測再び高まる 今夜も雇用関連指標が目白押し

———–9/4ドル円相場————————–

日本株安で145円割れ、JOLTSで144円割れ

OP145.430 HI145.554  LO143.708 CL143.719

———-9/4主な出来事—————————-

10:30 オーストラリア4-6月期GDP(前期比) +0.2%
前回+0.1%
予想+0.3%

10:45 中国8月財新サービス業PMI 51.6
前回52.1
予想51.8

16:55 ドイツ8月サービス業PMI・改定値  51.2
前回51.4
予想51.4

17:00 ユーロ圏8月サービス業PMI・改定値 52.9
前回53.3
予想53.3

17:30 イギリス8月サービス業PMI・改定値 53.7
前回53.3
予想53.3

21:30 カナダ7月貿易収支 +6.8億カナダドル
前回+6.4億カナダドル(-1.8億カナダドル)
予想+8.0億カナダドル

21:30 アメリカ7月貿易収支 -788億ドル
前回-731億ドル(-730億ドル)
予想-790億ドル

22:45 カナダ中銀、政策金利を4.50%から4.25%へ引き下げ
「幅広いインフレ圧力が引き続き緩和していることから、理事会は政策金利をさらに0.25%引き下げることを決定した」
「金融政策の決定は、今後得られる情報と、それがインフレ見通しに与える影響に関する当行の評価に基づいて行われる」

23:00 アメリカ7月製造業受注(前月比) +5.0%
前回-3.3%
予想+4.7%

23:00 アメリカ7月JOLTS求人件数 767.3万件
前回818.4万件(791.0万件)
予想810.0万件

27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動は3地区でわずかに拡大した一方、横ばいまたは縮小したと報告した地区の数は5地区から9地区に増加した」
「雇用は全体的に安定していたが、企業が必要なポジションのみを埋め、勤務時間やシフトを減らし、または人員削減によって雇用全体を下げたという報告が散発的にあった。それでもレイオフの報告はまれだった」

———-9/4株式・債券・商品———————-

日経平均 37047.61▼1638.70
豪ASX  7950.479▼152.749
上海総合 2784.278▼18.701
英FT   8269.60▼28.86
独DAX  18591.85▼155.26
NYダウ  40974.97△38.04

日10年債利回り 0.884%▼0.042
豪10年債利回り 3.9500%▼0.0518
英10年債利回り 3.935%▼0.055
独10年債利回り 2.224%▼0.052
米02年債利回り 3.7539%▼0.1092
米10年債利回り 3.7552%▼0.0758

NY原油 69.20▼1.14
NY金  2526.00△3.00

———–9/5注目材料———————

<国内>
08:30 7月毎月勤労統計(現金給与総額)
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
10:30 高田日銀審議委員、あいさつ

<海外>
10:30 7月豪貿易収支
12:05 ブロックRBA総裁、講演
14:45 8月スイス失業率
15:00 7月独製造業新規受注
17:30 8月英建設業PMI
18:00 7月ユーロ圏小売売上高
18:00 4-6月期南アフリカ経常収支
20:30◎8月米チャレンジャー人員削減数
21:15◎8月ADP全米雇用報告
21:30 4-6月期カナダ労働生産性指数
21:30 4-6月期米非農業部門労働生産性・改定値
21:30◎4-6月期米単位労働コスト・改定値
21:30◎米新規失業保険申請件数
22:45 8月米サービス業PMI・改定値
23:00◎8月米ISM非製造業景況指数
23:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
24:00 EIA週間原油在庫統計

———–9/5きょうのひとこと———————-

明日の米8月雇用統計を前に、市場では9月50bp利下げの思惑が再び頭をもたげています。昨日発表された米7月JOLTS求人件数が2021年1月以来の低水準となったことで、米労働市場の冷え込みが意識されました。きょうもNY市場では複数の労働関連指標が発表予定です。ドル円は明日の雇用統計をどの水準で迎えることになるのでしょうか。

本日もよろしくお願いします。