昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/3水)
独立記念日前日でNY半ドン 米雇用関連指標には為念注目
———–7/2ドル円相場————————–
「ほぼトラ」に備えて161.742まで上昇もパウエル議長発言で161.268へ反落
OP161.490 HI161.742 LO161.268 CL161.427
———-7/2主な出来事—————————-
10:30 RBA議事要旨
「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要性を示唆する情報がいくつかあった」
「5月の会合以降に入手した総合データはインフレ率が2026年までに目標に戻るという評価を変えるには十分ではなかったとの認識で一致」
15:34 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト
「サービス価格のインフレは依然として重要」
「インフレを評価するには少し時間が必要」
15:42 デギンドスECB副総裁
「あらかじめ決められた金利の道筋はない」
16:51 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「インフレが正常化すれば、金利も正常化するだろう」
「労働市場にいくつかの警告サイン」
18:00 ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・速報値(前年比) +2.5%
前回+2.6%
予想+2.5%
18:00 ユーロ圏6月コアHICP・速報値(前年比) +2.9%
前回+2.9%
予想+2.8%
18:00 ユーロ圏5月失業率 6.4%
前回6.4%
予想6.4%
22:45 パウエルFRB議長
「予想外の労働市場の軟化は行動のきっかけになり得る」
「物価はディスインフレ傾向再開を示すようになった」
22:49 ラガルドECB総裁
「ユーロ圏のインフレは正しい方向に向かっている」
23:00 アメリカ5月JOLTS求人件数 814.0万件
前回805.9万件(791.9万件)
予想791.0万件
———-7/2株式・債券・商品———————-
日経平均 40074.69△443.63
豪ASX 7718.169▼32.574
上海総合 2997.011△2.281
英FT 8121.20▼45.56
独DAX 18164.06▼126.60
NYダウ 39331.85△162.33
日10年債利回り 1.086%△0.025
豪10年債利回り 4.409%△0.027
英10年債利回り 4.248%▼0.034
独10年債利回り 2.603%▼0.005
米02年債利回り 4.7412%▼0.0145
米10年債利回り 4.4316%▼0.0297
NY原油 82.81▼0.57
NY金 2333.40▼5.50
———–7/3注目材料—————————–—
<国内>
特になし
<海外> 米株式・債券市場短縮取引
10:30 5月豪小売売上高
10:30 5月豪住宅建設許可件数
10:45 6月財新中国サービス業PMI
16:00 6月トルコ消費者物価指数
16:50 6月仏サービス業PMI・改定値
16:55 6月独サービス業PMI・改定値
17:00 6月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
17:00 デギンドスECB副総裁、講演
17:30 6月英サービス業PMI・改定値
18:00 5月ユーロ圏生産者物価指数
18:00 チポローネECB専務理事、講演
19:30 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
20:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
20:30 6月米チャレンジャー人員削減数
21:15 6月ADP全米雇用報告
21:30 5月カナダ貿易収支
21:30 5月米貿易収支
21:30 米新規失業保険申請件数
22:45 6月米サービス業PMI・改定値
23:00 5月米製造業新規受注
23:00 6月米ISM非製造業景況指数
23:15 ラガルドECB総裁、講演
23:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 FOMC議事要旨(6月11日-12日分)
———–7/3きょうのひとこと———————-
トランプ米大統領返り咲き=インフレ高進=ドル高の連想で161.742まで強含んだものの、パウエルFRB議長のディスインフレ(インフレ鈍化)発言=9月利下げ確率上昇=ドル安の思惑で161.268まで小反落。しかし、予想外の強さを見せたJOLTS求人=6月雇用統計への期待=ドル買戻しで161.427でクローズ。終わってみればほぼ横ばいというのが昨日のドル円でした。きょう3日は米独立記念日の前日で米債および米株式市場が半ドン。あすの休みを挟んで5日の米6月雇用統計まではもうあまり大きく動かないのではないでしょうか。ただ、きょうのチャレンジャー人員削減数、ADP全米雇用報告、新規失業保険申請件数が、揃って雇用統計の良し悪しに関する思惑を高めるようだと想定外の動きが出ることも。念のため注目しましょう。
本日もよろしくお願いします。