総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(4/12金)

モロモロ消化不良気味ながら34年ぶり高値を更新 介入警戒感が根強い一方、個人は介入に期待感

———–4/11ドル円相場————————–

米10年金利続伸で153.321まで小幅上昇 34年ぶり高値を更新

OP152.950 HI153.321  LO152.757 CL153.257

———-4/11主な出来事—————————-

08:25 神田財務官
「(円相場)年初からの変動は大きい」
「過度な変動は国民経済に悪影響を与える」
「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切な対応をとる」
「(為替介入については)特定の水準を念頭に置いていない」
「為替介入かどうかは別にしてあらゆる事態に常日頃から備えている」

09:51 鈴木財務相
「(為替市場について)過度な変動は好ましくない、高い緊張感をもって注視」
「行き過ぎた動きにはあらゆるオプションを排除せず適切に対応」

10:30 中国3月消費者物価指数(前年比) +0.1%
前回+0.7%
予想+0.4%
10:30 中国3月生産者物価指数(前年比) -2.8%
前回-2.7%
予想-2.8%

11:29 林官房長官
「為替相場、行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せずに適切に対応」

21:15 ECB主要政策金利を4.50%に維持
「インフレが持続的に収まるとの確信を得られれば金融政策の水準の引き下げが適切になる」

21:30 アメリカ3月生産者物価指数(前月比) +0.2%
前回+0.6%
予想+0.3%
21:30 アメリカ3月生産者物価指数(前年比) +2.1%
前回+1.6%
予想+2.2%
21:30 アメリカ3月生産者物価指数・コア(前年比) +2.4%
前回+2.0%(2.1%)
予想+2.3%

21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 21.1万件
前回22.1万件(22.2万件)
予想21.5万件

21:45 ラガルドECB総裁
「基調的なインフレ指標の大半は2月にさらに低下し、物価上昇圧力が徐々に弱まっているという状況を裏付けた」
「6月にはさらに多くのデータと情報が得られるだろう」

23:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレ圧力が緩和し続けるとFRBはまだ確信していないが長期的には正しい方向に向かっている」
23:00 ウィリアムズ米NY連銀総裁
「金融政策は現在、好位置にあり、きわめて近い将来に金融政策を調整する明確な必要性はない」

———-4/11株式・債券・商品———————-

日経平均 39442.63▼139.18
豪ASX  7813.575▼34.875
上海総合 3034.246△6.911
英FT   7923.80▼37.41
独DAX  17954.48▼142.82
NYダウ  38459.08▼2.43

日10年債利回り 0.871%△0.065
豪10年債利回り 4.256%△0.137
英10年債利回り 4.201%△0.052
独10年債利回り 2.463%△0.028
米02年債利回り 4.9609%▼0.0122
米10年債利回り 4.5865%△0.0430

NY原油 85.02▼1.19
NY金  2372.70△24.30

———–4/12注目材料—————————–

<国内>
特になし

<海外>
09:00  1-3月期シンガポールGDP・速報値
09:00  シンガポール金融通貨庁(MAS)、金融政策発表
—–  3月中国貿易収支
15:00  グリーン英MPC委員、講演
15:00  3月独消費者物価指数・改定値
15:00  2月英GDP
15:00  2月英鉱工業生産
15:00  2月英製造業生産高
15:00  2月英貿易収支
15:00  3月スウェーデ消費者物価指数
15:45  3月仏消費者物価指数・改定値
20:00  エルダーソンECB専務理事、講演
21:30  3月米輸入物価指数
22:00  コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
23:00  4月米ミシガン大消費者態度指数・速報値
26:00  シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
27:30  ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
28:30  デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演

———–4/12きょうのひとこと———————

米3月PPIは強弱入り混じる結果で、ドル円はわずかに高値を更新したものの153.321どまりでした。PPI以上に注目されてX(旧ツイッター)でトレンド入りした「為替介入」も発動見送りと、モロモロ消化不良気味の一日でした。また、各方面で報じられて話題になったのが個人のドル売りでしたが、外為どっとコムでも残存ポジションの7割がドル売り・円買いという偏りっぷりで介入期待の強さを物語っています。たとえ155円まで担がれてもひとたび介入が入れば5円は落ちるので152円のドルショートは報われるはずといった算段なのでしょう。それにしても、高い金利差負担に耐えながらいつ入るともわからない介入を待つのは精神衛生上よくないと思うのですが・・・週末金曜日のきょうも、外為市場では政府日銀による円買い介入を巡る警戒感と期待感が交錯することになりそうです。

本日もよろしくお願いします。