総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/7水 )

3月利下げ観測後退のドル買い一巡も、調整以外に売る理由なく次の手掛かり待ち

————-2/6ドル円相場————————

米金利低下で147.822まで反落 米早期利下げ観測「後退の修正」

OP148.628 HI148.785  LO147.822 CL147.934

———-2/6主な出来事—————————-

08:30 日本12月毎月勤労統計-現金給与総額(前年比) +1.0%
前回+0.2%(0.7%)
予想+1.4%

12:30 RBA、政策金利を4.35%に維持
「最近の指標はインフレが鈍化していることを示しているが、インフレ率は依然として高い」
「理事会はインフレ率が持続的に目標レンジに向かうと確信する必要がある」
「インフレが合理的な期間内に目標に戻ることを最も確実にする金利の道筋はデータと今後のリスク評価次第」
「追加利上げの可能性は排除できない」

13:30 ブロックRBA総裁
「インフレで良い進展があるが、仕事は終わっていない」
「利下げにはCPIが持続的に2.5%に達する確信が必要だ」

16:00 ドイツ12月製造業新規受注(前月比) +8.9%
前回+0.3%
予想-0.2%

18:00 ECB1年先期待インフレ率3.2%、3年先2.5%

19:00 ユーロ圏12月小売売上高(前月比) -1.1%
前回-0.3%(0.3%)
予想-1.0%

22:30 カナダ12月住宅建設許可件数(前月比) -14.0%
前回-3.9%
予想+1.8%

27:00 米3年債入札 応札倍率2.58倍

——–2/6株式・債券・商品————————

日経平均 36160.66▼193.50
豪ASX  7581.580▼44.275
上海総合 2789.486△87.301
英FT   7681.01△68.15
独DAX  17033.24△129.18
NYダウ  38521.36△141.24

日10年債利回り 0.723%▼0.002
豪10年債利回り 4.126%△0.031
英10年債利回り 3.950%▼0.057
独10年債利回り 2.292%▼0.024
米02年債利回り 4.4035%▼0.0686
米10年債利回り 4.1000%▼0.0579

NY原油 73.31△0.53
NY金  2051.40△8.50

————2/7注目材料—————————-

<国内>
08:50  1月外貨準備高

<海外>
06:45  10-12月期NZ失業率
06:45  10-12月期NZ就業者数増減
09:00  ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
15:45  1月スイス失業率
16:00  12月独鉱工業生産
16:45  12月仏経常収支/貿易収支
17:40  ブリーデンBOE副総裁、講演
18:30  ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
22:30  12月カナダ貿易収支
22:30  12月米貿易収支
24:30  EIA週間原油在庫統計
25:00  クーグラーFRB理事、講演
25:30  コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
26:30  バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
27:00  米10年債入札
28:00  ボウマンFRB理事、講演
29:00  12月米消費者信用残高

————2/7きょうのひとこと———————

ドル円は148円台を割り込みました。米長期金利の低下がドル反落の背景ですが、金利低下の背景は早期利下げ観測の後退が一巡したことなのでしょう。3月利下げの確率が20%以下に後退したということは、後退の余地はもうほとんど残っていないと見ることもできます。とはいえ、調整以外にドル安が進む理由がないのが足元の為替市場。次の手掛かり待ちということになるのでしょう。

本日もよろしくお願いします。