総研ブログ

2日のドル円相場ときょうのひとこと(2/5月 )

強い雇用統計で3月利下げ確率4割から2割に 2割を高いと見るか低いと見るか

————-2/2ドル円相場————————

良好な米雇用時計で148.581まで2円超上昇 利下げ確率が急低下

OP146.382 HI148.581  LO146.246 CL148.400

———-2/2主な出来事—————————-

09:30 オーストラリア10-12月期生産者物価指数(前年比) +4.1%
前回3.8%

22:00 ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト
「利下げが可能になる時期は、まだ先のこと」
「制限的な政策が必要だからといって、金利がいつまでも現在の水準にとどまる必要はない」

22:30 アメリカ1月非農業部門雇用者数(前月比) +35.3万人
前回+21.6万人(33.3万人)
予想+18.0万人
22:30 アメリカ1月失業率 3.7%
前回3.7%
予想3.8%
22:30 アメリカ1月平均時給(前月比) +0.6%
前回+0.4%
予想+0.3%
22:30 アメリカ1月平均時給(前年比) +4.5%
前回+4.1%(4.3%)
予想+4.1%

24:00 アメリカ12月製造業新規受注(前月比) +0.2%
前回+2.6%
予想+0.2%

24:00 アメリカ1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 79.0
前回78.8
予想78.9

——–2/2株式・債券・商品————————

日経平均 36158.02△146.56
豪ASX  7699.400△111.208
上海総合 2730.152▼40.588
英FT   7615.54▲6.62
独DAX  16918.21△59.17
NYダウ  38654.42△134.58

日10年債利回り 0.672%▼0.033
豪10年債利回り 3.978%▼0.034
英10年債利回り 3.918%△0.172
独10年債利回り 2.241%△0.092
米02年債利回り 4.3638%△0.1613
米10年債利回り 4.0199%△0.1396

NY原油 72.28▼1.54
NY金  2053.70▼17.40

————2/5注目材料—————————-

<国内>
特になし

<海外>
09:00  パウエルFRB議長、TV出演
09:30  12月豪貿易収支
10:45  1月財新中国サービス業PMI
16:00  12月独貿易収支
16:00  1月トルコ消費者物価指数
17:50  1月仏サービス業PMI・改定値
17:55  1月独サービス業PMI・改定値
18:00  1月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
18:30  1月英サービス業PMI・改定値
19:00  12月ユーロ圏卸売物価指数
23:45  1月米サービス業PMI・改定値
24:00  1月米ISM非製造業景況指数
26:30  ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
28:00  ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演

————2/5きょうのひとこと———————

あらためて指摘するまでもなく米1月雇用統計は強い内容でした。雇用統計を受けて市場が織り込む3月利下げの確率は4割から2割に低下しています。これについては、まだ2割もあるとみるか、もう2割しかないとみるかは立場によって違いそうです。ただ、今後もイベント次第で利下げの織り込みが上下する傾向は続くのでしょう。さっそくきょうは日本時間午前9時からパウエルFRB議長がTV出演して金融政策について語る模様です。そして24時には米1月ISM非製造業景況指数(前回は予想外に悪化してドルが急落しました)が発表されます。そのほか、新NISAによる円売りの影響も注視したいところです。

本日もよろしくお願いします。