総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/14火 )

クロス円にけん引されて年初来高値更新 理由はさておきトレンドは上 CPIで33年ぶり152円台なるか

————-11/13ドル円相場————————

クロス円主導の円売りで年初来高値151.910まで上伸 ユーロ円は15年ぶり高値

OP151.432 HI151.910  LO151.210 CL151.722

———-11/13主な出来事—————————

08:30 コーラーRBA総裁補
「インフレ率を目標に戻すための次の段階は、これまで以上に時間がかかる可能性がある」
「仮に高インフレが人々の期待に定着した場合、それを巻き戻すためにはさらなる金利と失業率の上昇を伴って非常に高いコストがかかることになるだろう」

18:06 鈴木財務相
「為替の水準についてコメントしない」
「急激な変動は好ましくない」
「市場を注視し、緊張感を持って万全の対応する」

19:00 スナク英首相、キャメロン元首相を外相に指名

21:30 OPEC月報
「原油市場の基礎的条件なお強固、最近の下落は投機が原因」

28:00 アメリカ10月財政収支 -666億ドル
前回-1710億ドル
予想-300億ドル

——–11/13株式・債券・商品————————

日経平均 32585.11△17.00
豪ASX  6948.837▼27.657
上海総合 3046.533△7.563
英FT   7425.83△65.28
独DAX  15345.00△110.61
NYダウ  34337.87▽54.77

日10年債利回り 0.871%△0.021
豪10年債利回り 4.669%△0.049
英10年債利回り 4.314%▼0.022
独10年債利回り 2.713%▼0.004
米02年債利回り 5.0348%▼0.0275
米10年債利回り 4.6399%▼0.0119

NY原油 78.26△1.09
NY金  1950.20△12.50

————11/14注目材料—————————-

<国内>
特になし

<海外>
08:30  11月豪ウエストパック消費者信頼感指数
09:30  10月豪NAB企業景況感指数
16:00  10月英失業率
16:00  10月英失業保険申請件数
16:00  7-9月英失業率(ILO方式)
16:00  7-9月英週平均賃金
16:00  10月スウェーデン消費者物価指数
17:00  レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
17:00  ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
18:30  7-9月期南アフリカ失業率
18:30  ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
19:00  11月独ZEW景況感指数
19:00  11月ユーロ圏ZEW景況感指数
19:00  7-9月期ユーロ圏GDP・改定値
19:30  ジェファーソンFRB副議長、講演
21:00  ディングラ英MPC委員、講演
22:30  バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
22:30  10月米消費者物価指数
22:45  ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
24:00  バーFRB副議長、議会証言
26:45  グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演

————11/14きょうのひとこと———————

昨日の為替市場は、ポンド高、ユーロ高、豪ドル高、ドル安、円安、の動きでした。形としてはクロス円の上昇がドル円をけん引。ここ最近は、ドルが高くても安くてもドル円は上昇するという塩梅です。理由はさておき、これが今の為替市場のトレンドということでしょう。いつ終わってもおかしくないのがトレンドであり、いつ終わるかわからないのもトレンドです。円買い介入を巡る警戒感をかいくぐって33年ぶりに152円台への上伸があるのか、今夜の米10月CPIに注目です。

本日もよろしくお願いします。