昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/7火 )
150円へ自律反発 米利上げ停止の織り込み進み金利低下余地は小さそう
————-11/6ドル円相場————————
日本株高で円売り先行 NY市場では米金利上昇で150.060まで
OP149.299 HI150.060 LO149.256 CL150.052
———-11/6主な出来事—————————
10:00 植田日銀総裁
「2%物価目標に向けた見通しの確度が少しずつ高まってきている」
「現時点で、物価目標の持続的・安定的な実現を十分な確度を持って見通せる状況になお至っていない」
「イールドカーブコントロール(YCC)下で粘り強く緩和を継続し、経済活動を支え賃金が上昇しやすい環境整えることが政策運営の基本」
16:00 ドイツ9月製造業新規受注(前月比) +0.2%
前回+3.9%(1.9%)
予想-1.0%
17:55 ドイツ10月サービス業PMI・改定値 48.2
前回48.0
予想48.0
18:00 ユーロ圏10月サービス業PMI・改定値 47.8
前回47.8
予想47.8
——–11/6株式・債券・商品————————
日経平均 32708.48△758.59
豪ASX 6997.384△19.182
上海総合 3058.410△27.612
英FT 7417.76△0.03
独DAX 15135.97▼53.28
NYダウ 34095.86△34.54
日10年債利回り 0.883%▼0.043
豪10年債利回り 4.722%—–
英10年債利回り 4.377%△0.089
独10年債利回り 2.739%△0.094
米02年債利回り 4.9345%△0.0938
米10年債利回り 4.6431%△0.0707
NY原油 80.82△0.37
NY金 1988.60▼13.10
————11/7注目材料—————————-
<国内>
08:30 9月毎月勤労統計(現金給与総額)
<海外>
09:01 10月英BRC小売売上高調査
—– 10月中国貿易収支
12:30 RBA政策金利
15:45 10月スイス失業率
16:00 9月独鉱工業生産
19:00 9月ユーロ圏卸売物価指数
22:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
22:30 9月カナダ貿易収支
22:30 9月米貿易収支
23:15 バーFRB副議長、講演
23:50 シュミッド米カンザスシティ連銀総裁、講演
24:00 ウォラーFRB理事、講演
26:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
27:00 米3年債入札
27:30 ローガン米ダラス連銀総裁、講演
28:30 ナーゲル独連銀総裁、講演
29:00 9月米消費者信用残高
————11/7きょうのひとこと———————
ドル円は一時150円台を回復。これはまあ自律反発とも言える動きでしょう。年内の利上げ打ち止めと来年半ばの利下げ開始をすでに織り込んだ米金利がここからさらに低下する可能性は低いということでしょう。景気後退からの利下げペースアップを織り込みに動けば別ですが、すぐにそんな動きが強まるとは思えません。その意味ではドル円の下値余地は小さいと言えそうで、問題はここから上値を買う材料がでてくるかどうかと見ています。まずは、明日と明後日のパウエルFRB議長の発言に注目です。
本日もよろしくお願いします。