昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/10木 )
FRBが重視するコアCPIは小幅鈍化も高止まりの見込み 8月高値143.89円の攻防が見どころに
————-8/9ドル円相場————————
米CPI待ちでドルはマチマチの動きも円安主導で143.747まで上昇
OP143.278 HI143.747 LO143.002 CL143.721
———-8/9主な出来事—————————
10:30 中国7月消費者物価指数(前年比) -0.3%
前回0.0%
予想-0.4%
10:30 中国7月生産者物価指数(前年比) -4.4%
前回-5.4%
予想-4.1%
21:30 カナダ 6月住宅建設許可件数(前月比) +6.1%
前回+10.5%(12.6%)
予想-3.5%
22:30 欧州天然ガスが一時40%高、ロシア・ウクライナ戦闘激化懸念で
——–8/9株式・債券・商品————————
日経平均 32204.33▼172.96
豪ASX 7337.956△26.812
上海総合 3244.487▼16.133
英FT 7587.30▽59.88
独DAX 15852.58△77.65
NYダウ 35123.36▼191.13
日10年債利回り 0.584%▼0.026
豪10年債利回り 3.997%▼0.020
英10年債利回り 4.365%▼0.020
独10年債利回り 2.497%△0.028
米02年債利回り 4.8080%△0.0566
米10年債利回り 4.0081%▼0.0139
NY原油 84.40△1.48
NY金 1950.60▼9.30
————8/10注目材料—————————-
<国内>
08:50 7月企業物価指数
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
08:01 7月英RICS住宅価格
15:00 7月ノルウェー消費者物価指数
16:00 6月トルコ鉱工業生産
16:00 6月トルコ失業率
21:30 7月米消費者物価指数
21:30 前週分の米新規失業保険申請件数
24:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
26:00 米30年債入札
27:00 7月米月次財政収支
28:00 メキシコ中銀、政策金利発表
28:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
29:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
————8/10きょうのひとこと———————
注目の米7月CPIは今夜発表です。米CPIはFRBの追加利上げを占う上での重要指標に位置付けられているため、結果に対するドルの反応も相応に大きくなる可能性が高いでしょう。特にFRBが重視する食品とエネルギーを除いたコアCPIは要注目で、市場予想では前年比+4.7%と前月の+4.8%から小幅鈍化ながらも高止まりの見込みとなっています。ドル/円は今月3日に付けた143.89円前後がチャート上の上値ポイントとして意識されており、CPIを受けてここを突破できるかできないかが見どころになりそうです。
本日もよろしくお願いします。