昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/2水 )
米債格下げから2時間余り 影響は今のところ軽微も海外市場の反応見きわめへ
————-8/1ドル円相場————————
YCC柔軟化後の円売り継続 米長期金利上昇でドル買いも入り七夕以来の143.545まで上伸
OP142.267 HI143.545 LO142.204 CL143.332
———-8/1主な出来事—————————
10:30 オーストラリア6月住宅建設許可件数 (前月比) -7.7%
前回+20.6%(20.5%)
予想-7.0%
10:45 中国7月財新製造業PMI 49.2
前回50.5
予想50.3
11:18 鈴木財務相
「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべき」
「為替相場は市場において決定されるもの」
「イールドカーブコントロール(YCC)の運用柔軟化で金融緩和の持続性を高めると受け止め」
13:30 RBA,政策金利を4.10%に維持
「インフレが妥当な期間内に目標に戻ることを確実にするためには、金融政策のさらなる引き締めが必要になるかもしれないが、それは経済とインフレがどのように進展するかによって決まる」
16:55 ドイツ7月失業者数 -0.4万人
前回+2.80万人
予想+2.00万人
16:55 ドイツ7月失業率 5.6%
前回5.7%
予想5.7%
23:00 アメリカ7月ISM製造業景況指数 46.4
前回46.0
予想46.8
23:00 アメリカ6月JOLT求人件数 958.2万件
前回982.4万件
予想961.0万件
26:48 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「利上げを終えるためにはさらなるインフレ緩和の証拠がほしい」
「9月FOMCでの行動について事前にコミットすることはない」
28:48 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「9月に利上げが必要になるとは思わない」
「締め付けが過剰になるリスクがある段階にある」
「インフレは容認できないほど高いが、大幅な進歩が見られる」
——–8/1株式・債券・商品————————
日経平均 33476.58△304.36
豪ASX 7450.709△440.285
上海総合 3290.949▼0.091
英FT 7666.27▼33.14
独DAX 16240.40▼206.43
NYダウ 35630.68△71.15
日10年債利回り 0.607%▼0.005
豪10年債利回り 3.974%▼0.085
英10年債利回り 4.399%△0.090
独10年債利回り 2.557%△0.065
米02年債利回り 4.9016%△0.0251
米10年債利回り 4.0230%△0.0642
NY原油 81.37▼0.43
NY金 1940.70▼29.80
————8/2注目材料—————————-
<国内>
08:50 6月15-16日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
08:50 7月マネタリーベース
10:30 内田日銀副総裁、あいさつ
<海外>
07:45 4-6月期NZ失業率
07:45 4-6月期NZ就業者数
16:30 7月スイス製造業PMI
21:15 7月ADP全米雇用報告
23:30 EIA週間原油在庫統計
————8/2きょうのひとこと———————
格付け会社フィッチが先ほど米国の外貨建て長期債格付けを最高位の「AAA」から「AA+」に引き下げると発表しました。格下げから2時間余りが経過した市場の様子は、株式市場がやや動揺しているのを除けば比較的落ち着いているようです。ドルは一時の下げを縮める動きで、本丸の米債はむしろ買いが優勢(金利は低下)です。この程度で済むなら影響が尾を引くこともなさそうですが、今夜の欧米市場の反応も確認したいところです。
本日もよろしくお願いします。