総研ブログ

14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17月)

7日ぶりに反発 下ヒゲ陽線の神通力が試される展開に

————-7/14ドル円相場————————

5・10日仲値通過後にドル売りが活発化すると1カ月ぶり安値137.229まで下落 しかし海外市場はショートカバー優勢で米ミシガン大期待インフレの上ブレ受けて139.156まで反発

OP137.964 HI139.156  LO137.229 CL138.790

———-7/14主な出来事—————————

07:45 オーストラリア政府関係者
「ロウRBA総裁の再任は無い方向」

14日07:51 ウォラーFRB理事
「7月の利上げに賛成」
「今年は0.25%の利上げがあと2回必要となるだろう」
「CPIの落ち着きは歓迎するが、持続するかどうかを見極める必要」

15:00 ドイツ6月卸売物価指数(前月比) -0.2%
前回-1.1%

18:00 ユーロ圏5月貿易収支(季調済) -9億ユーロ
前回-71億ユーロ(-80億ユーロ)

21:30 アメリカ6月輸入物価指数(前月比) -0.2%
前回-0.6%(-0.4%)
予想-0.1%

23:00 アメリカ7月ミシガン大消費者態度指数・速報値 72.6
前回64.4
予想65.5
23:00 アメリカ7月ミシガン大消費者期待インフレ(1年先)3.4%
前回3.3%
予想3.1%
23:00 アメリカ7月ミシガン大消費者期待インフレ(5-10年)3.1%
前回3.0%
予想3.0%

——–7/14株式・債券・商品————————

日経平均 32391.26▼28.07
豪ASX  7303.079△56.172
上海総合 3237.701△1.221
英FT   7434.57▼5.64
独DAX  16105.07▼35.96
NYダウ  34509.03△113.89

日10年債利回り 0.481%△0.006
豪10年債利回り 3.995%▼0.054
英10年債利回り 4.444%△0.022
独10年債利回り 2.512%△0.027
米02年債利回り 4.7656%△0.1353
米10年債利回り 3.8322%△0.0688

NY原油 75.42▼1.47
NY金  1964.40△0.60

————7/17注目材料—————————-

<国内>海の日の祝日
特になし

<海外>
11:00  4-6月期中国GDP
11:00  6月中国鉱工業生産
11:00  6月中国小売売上高
17:15  ラガルドECB総裁講演
17:30  レーンECB専務理事/バスレ・スロベニア中銀総裁講演
21:15  エルダーソンECB専務理事/ブイチッチ・クロアチア中銀総裁講演
21:30  5月対カナダ証券投資
21:30  7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
—–  G20財務相・中銀総裁会議(インド、18日まで)

————7/17きょうのひとこと———————

14日のドル/円は7営業日ぶりに反発。137円台に伸ばしたヒゲが目立つ「下ヒゲ陽線」で引けました。この反発がテクニカルの教科書どおりに「底入れ」のシグナルとなるのか、あるいは週末を控えた「アヤ戻し」に過ぎず下落基調が続くのかを判断する上で、きょうのドル/円の動きは重要な意味を持ちそうです。このあと発表される中国4-6月期GDPなどの材料を消化しながら、「下ヒゲ陽線」の神通力が試されることになるのでしょう。

本日もよろしくお願いします。