昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/12水)
鈍化が確実なCPIを前に140円割れ 雇用統計への反応を踏まえるとCPI上ブレでもドルは弱いとの見方?
————-7/11ドル円相場————————
141円台を割り込みストップ売り 6月16日以来の140.157まで下落
OP141.323 HI141.466 LO140.157 CL140.360
———-7/11主な出来事—————————
15:00 イギリス6月失業保険申請件数 +2.57万件
前回-1.36万件(-2.25万件)
15:00 イギリス6月失業率 4.0%
前回3.9%
15:00 イギリス2-5月失業率(ILO方式) 4.0%
前回3.8%
予想3.8%
15:00 イギリス2-5月週平均賃金(前年比) +6.9%
前回+6.7%
予想+6.8%
15:00 ドイツ6月消費者物価指数・改定値(前年比) +6.4%
前回+6.4%
予想+6.4%
18:00 ドイツ7月ZEW景況感調査(期待指数) -14.7
前回-8.5
予想-10.5
18:00 ユーロ圏7月ZEW景況感調査 -12.2
前回-10.0
——–7/11株式・債券・商品————————
日経平均 32203.57△13.84
豪ASX 7108.854△104.821
上海総合 3221.367△17.671
英FT 7282.52△8.73
独DAX 15790.34△117.18
NYダウ 34261.42△317.02
日10年債利回り 0.459%▼0.003
豪10年債利回り 4.183%▼0.103
英10年債利回り 4.663%△0.023
独10年債利回り 2.649%△0.009
米02年債利回り 4.8726%△0.0150
米10年債利回り 3.9700%▼0.0238
NY原油 74.83△1.84
NY金 1937.10△6.10
————7/12注目材料—————————-
<国内>
08:50 5月機械受注
08:50 6月企業物価指数
<海外>
11:00 RBNZ政策金利
12:04 ロウRBA総裁講演
15:00 BOE金融安定報告書
16:00 5月トルコ鉱工業生産
17:00 ベイリーBOE総裁会見
21:00 5月メキシコ鉱工業生産
21:30 6月米消費者物価指数
21:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
22:00 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
22:45 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、討議に参加
22:45 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト講演
23:00 カナダ中銀政策金利
23:30 EIA週間原油在庫統計
26:00 米10年債入札
26:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
29:00 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
—– NATO首脳会議(リトアニア最終日)
————7/12きょうのひとこと———————
ドル円は米CPIを前に139円台に続落しています。6月は中古車価格の下落などがすでに確認されていることからCPIの鈍化は確実と見られる影響でしょうか。インフレ鈍化によってFRBの利上げは終了間近との見方が強まる中、ドルは手仕舞い売りが優勢。先日の雇用統計で賃金が予想以上に伸びて長期金利が上昇したにもかかわらずドルが売られた経緯を踏まえると、CPIが多少予想を上振れてもドルは買われそうにないとの見方が強いのかもしれません。ドル円は引き続き、どこで下げ止まるのかを探る展開となりそうです。心理的節目の140.00円で下げ止まらないとなると、チャート上の次の下値ポイントとしては年初来の上昇の38.2%押しにあたる138.25円、3月の戻り高値137.91円などが挙げられます。
本日もよろしくお願いします。