総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/5水)

介入警戒で145円は重そう 再アタックがあるとすればタカ派FOMC議事録がきっかけに

————-7/4ドル円相場————————

米祝日で値幅限定 介入警戒感から144.704で伸び悩むも日米金融政策格差から144.207で下げ渋る

OP144.646 HI144.704  LO144.207 CL144.464

———-7/4主な出来事—————————

08:11 神田財務官
「為替に関し、米国を含め様々な意思疎通を行っている」

11:18 鈴木財務相
「為替含め、財務官レベルで米国と緊密に連携を図っていることは事実」
「為替相場や対応について、追加で答えることはない」

13:30 RBA、政策金利を4.10%に維持
「インフレ率は一段と鈍化したが、依然として高すぎる」
「妥当な時間枠でインフレ率を目標に戻すことを目指す」
「インフレや景気動向次第では金融政策のさらなる引き締めが必要になるかもしれない」

15:00 ドイツ5月貿易収支 +144億ユーロ
前回+184億ユーロ(165億ユーロ)
予想+173億ユーロ

——–7/4株式・債券・商品————————

日経平均 33422.52▼330.81
豪ASX  7279.040△32.921
上海総合 3245.349△1.374
英FT   7519.72▼7.54
独DAX  16039.17▼41.87
NYダウ  —–

日10年債利回り 0.386%▼0.019
豪10年債利回り 4.010%△0.042
英10年債利回り 4.416%▼0.025
独10年債利回り 2.453%△0.016
米02年債利回り —–
米10年債利回り —–

NY原油 —–
NY金  —–

————7/5注目材料—————————-

<国内>
特になし

<海外>
10:45  6月財新中国サービス業PMI
15:45  5月仏鉱工業生産
16:00  ナーゲル独連銀総裁、講演
16:00  6月トルコ消費者物価指数
16:50  6月仏サービス業PMI・改定値
16:55  6月独サービス業PMI・改定値
17:00  6月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
17:30  6月英サービス業PMI・改定値
18:00  5月ユーロ圏生産者物価指数
20:00  ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
23:00  5月米製造業受注
27:00  FOMC議事要旨(6月13-14日分)
29:00  ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、討議に参加

————7/5きょうのひとこと———————

きょうの見どころとして、まずは5・10日仲値に注目です。ただ、介入警戒感がくすぶる東京市場ではドル円の145円台回復は難しそうです。その後は休み明けのNY勢の復帰待ちとなりそうですが、NY市場終盤には6月のFOMC議事録が公表されます。6月FOMC後の当局者らの発言を踏まえると、議事録もそれなりにタカ派トーンが強い内容になるのではないでしょうか。もし145円台に再アタックするとしたら、FOMC議事録がきっかけになるかもしれません。

本日もよろしくお願いします。