昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/1水)
2月は4.7%高で終了 3月も「日米金融政策の方向性の違い」がテーマとなるか
————-2/28ドル円相場————————
米金利上昇で136.917へと高値更新も米消費者信頼感の悪化で135.722まで反落
OP136.116 HI136.917 LO135.722 CL136.227
———-2/28主な出来事—————————
09:30 オーストラリア1月小売売上高(前月比)+1.9%
前回-3.9%(-4.0%)
予想+1.5%
10:08 内田日銀副総裁候補
「金融緩和継続し、日本経済しっかり支えていく必要ある」
「副作用あるから緩和見直すのでなく、いかに工夫こらして継続するかが課題」
10:13 氷見野日銀副総裁候補
「現在の金融政策は適切」
「金融緩和で経済を支え続ける必要がある」
15:18 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト
「3月に50bpsの利上げを行う想定は引き続き堅い」
「利上げ終了にはインフレ予測の下方修正と基礎的なインフレ率の低下が必要」
16:45 フランス2月消費者物価指数・速報値(前年比) +6.2%
前回+6.0%
予想+6.1%
16:45 フランス10-12月期GDP・改定値(前期比) +0.1%
前回+0.1%
予想+0.1%
22:30 カナダ10-12月期GDP(前期比年率) 0.0%
前回+2.9%(2.3%)
予想+1.5%
22:30 アメリカ1月卸売在庫(前月比) -0.4%
前回+0.1%
予想+0.2%
23:00 アメリカ12月住宅価格指数(前月比) -0.1%
前回-0.1%
予想-0.2%
23:00 アメリカ12月ケース・シラー米住宅価格指数(前年比) +4.7%
前回+6.8%
予想+5.8%
23:45 アメリカ2月シカゴ購買部協会景気指数 43.6
前回44.3
予想45.0
24:00 アメリカ2月リッチモンド連銀製造業指数 -16
前回-11
予想-5
24:00 アメリカ2月消費者信頼感指数 102.9
前回107.1(106.0)
予想108.5
——–2/28株式・債券・商品————————
日経平均 27445.56△21.60
豪ASX 7258.399△33.587
上海総合 3279.605△21.571
英FT 7876.28▼58.83
独DAX 15365.14▼16.29
NYダウ 32656.70▼232.39
日10年債利回り 0.505%▼0.002
豪10年債利回り 3.851%▲0.023
英10年債利回り 3.826%△0.021
独10年債利回り 2.651%△0.069
米02年債利回り 4.8158%▽0.0375
米10年債利回り 3.9200%▽0.0059
NY原油 77.05△1.37
NY金 1836.70△11.80
————3/1注目材料—————————-
<国内>
10:30 中川日銀審議委員講演
<海外>
06:45 1月NZ住宅建設許可件数
09:30 10-12月期豪GDP
09:30 1月豪消費者物価指数
10:30 2月中国製造業PMI
10:45 2月財新中国製造業PMI
16:00 2月英ネーションワイド住宅価格指数
16:00 2月トルコ製造業PMI
16:30 1月スイス小売売上高
17:30 2月スイス製造業PMI
17:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
17:50 2月仏製造業PMI・改定値
17:55 2月独製造業PMI・改定値
17:55 2月独失業
17:55 2月独失業者数
18:00 2月ユーロ圏製造業PMI改定値
18:30 2月英製造業PMI・改定値
18:30 1月英消費者信用残高
18:30 1月英マネーサプライM4
19:00 ナーゲル独連銀総裁講演
19:00 ベイリーBOE総裁講演
22:00 2月独消費者物価指数・速報値
23:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
23:45 2月米製造業PMI・改定値
24:00 2月米ISM製造業景況指数
24:00 1月米建設支出
24:00 ビスコ伊中銀総裁講演
24:30 2月メキシコ製造業PMI
24:30 EIA週間原油在庫統計
————3/1きょうのひとこと———————
きょうから3月、弥生相場のスタートです。2月のドル円は米利上げ長期化観測のドル買いと日銀緩和修正観測後退の円売りで4.7%上昇しました。米利上げについては、10日の雇用統計と14日のCPI、21-22日のFOMCがカギとなります。日銀については植田次期総裁候補の所信聴取を終えたことで、ひとまず関心が低下していますが9-10日に行われる黒田日銀総裁にとって最後の会合がポイントでしょう(一部にYCC再修正の思惑アリ)。これらのイベントを消化して、3月も「日米金融政策の方向性の違い」がテーマの相場展開が続くどうか注目したいと思います。
本日もよろしくお願いします。