総研ブログ

17日のドル円相場ときょうのひとこと(2/20月)

2週ぶり陽線引け 今週はFOMC議事録、PCEデフレーター、日銀総裁候補所信聴取に注目 本日は米祝日

————-2/17ドル円相場————————

2カ月ぶり高値135.100まで上昇するも3連休前のNY市場で調整売り 陽線引けはかろうじて確保

OP133.966 HI135.100  LO133.895 CL134.152

———-2/17主な出来事—————————

08:30 ロウRBA総裁
「RBAの政策金利引き上げは、まだ終わっていない」
「インフレ率の上昇は景気を悪化させるため、必要な措置をとる」
「雇用指標がさらに悪化した場合、労働市場の逼迫という見方を再考」
「金融政策を緩やかにする必要があれば、行うだろう」

16:00 イギリス1月小売売上高(前月比) +0.5%
前回-1.0%(-1.2%)
予想-0.3%

16:00 ドイツ1月生産者物価指数(前月比) -1.0%
前回-0.4%
予想-1.6%

16:56 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「3月会合での0.50%利上げがかなり必要である」
「市場がインフレを過小評価する危険性を指摘」

21:32 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「コミュニケーションでより予測可能になることを目指す必要」
「政策について短期の見通しを示すこともできる」
「インフレは持続する可能性がある」

22:30 アメリカ1月輸入物価指数(前月比) -0.2%
前回+0.4%(-0.1%)
予想-0.2%

23:02 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「需要が正常化し、インフレに一定の進展が見られる」
「前回のFOMC会合では25bpの利上げを支持」
「データに柔軟な対応が可能である25bpずつの利上げが望ましい」

23:53 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレは依然として高すぎる」
「さらなる進展が見られるまで利上げを続ける必要がある」
「金利はまだ十分に高くない」

24:00 アメリカ1月景気先行指標総合指数(前月比) -0.3%
前回-0.8%
予想-0.3%

——–2/17株式・債券・商品————————

日経平均 27513.13▼183.31
豪ASX  7346.766▼63.547
上海総合 3224.024▼25.006
英FT    8004.36▼8.17
独DAX   15482.00▼51.64
NYダウ  33826.69△129.84

日10年債利回り 0.507%△0.002
豪10年債利回り 3.819%△0.060
英10年債利回り 3.515%△0.016
独10年債利回り 2.440%▼0.038
米02年債利回り 4.6169%▼0.0231
米10年債利回り 3.8148%▼0.0460

NY原油 76.34▼2.15
NY金  1840.40▼1.60

————2/20注目材料—————————-

<国内>
特になし

<海外>米国休場(プレジデンツデー)
16:00 1月スウェーデン消費者物価指数
19:00 12月ユーロ圏建設支出
24:00 2月ユーロ圏消費者信頼感指数
28:00 ウッズBOE副総裁講演

————2/20きょうのひとこと———————

先週のドル円は131.20円台でスタートし134.10円台で終了。週足は2週間ぶりの陽線引けとなりました。米国では、1月CPI(14日)、1月小売(15日)、1月PPI(16日)と予想を超える経済指標が続いたほか、ボウマン理事(13日、17日)、ウイリアムズNY連銀総裁(14日)、メスタークリーブランド連銀総裁(16日)、ブラードセントルイス連銀総裁(16日)らFRB高官が相次いでタカ派発言を行いました。今週は、22日のFOMC議事録、24日のPCEデフレーターに注目が集まるでしょう。また、日本では24日に次期日銀総裁候補に指名された植田和男氏の所信聴取・質疑応答(衆院)が行われる予定です。なお、本日20日は米国がプレジデンツデーの祝日でNY市場は株・債券の取引がお休みです。

本日もよろしくお願いします。