総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/17 金)

米金利上昇でも上値が重い 米3連休前で年初来高値更新は期待薄

————-2/16ドル円相場————————

米PPIと失業保険申請件数の好結果にクリーブランド連銀総裁のタカ派発言で134.467まで上伸も年初来高値(134.771)を前に手仕舞い売り

OP134.126 HI134.467  LO133.605 CL133.952

———-2/16主な出来事—————————

08:50 日本1月貿易統計(通関ベース)-3兆4966億円
前回-1兆4485億円(-1兆4518億円)
予想-3兆8715億円

09:30 オーストラリア1月新規雇用者数 -1.15万人
前回-1.46万人(-2.00万人)
予想+2.00万人

09:30 オーストラリア1月失業率  3.7%
前回3.5%
予想3.5%

11:27 松野官房長官
「日銀人事は情報漏えいなかった」
「事前に情報知り得た政府14名・候補者3名に聞き取り調査」

22:30 アメリカ1月住宅着工件数(年率換算)130.9万件
前回138.2万件(137.1万件)
予想136.0万件
22:30 アメリカ1月建設許可件数(年率換算) +0.1%
前回-1.6%(-1.0%)
予想+1.0%

22:30 アメリカ2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 -24.3
前回-8.9
予想-7.4

22:30 アメリカ1月卸売物価指数(前月比) +0.7%
前回-0.5%(-0.2%)
予想+0.4%
22:30 アメリカ1月卸売物価指数(前年比) +6.0%
前回+6.2%(6.5%)
予想+5.4%

22:30 アメリカ1月卸売物価指数・コア(前年比) +5.4%
前回+5.5%(5.8%)
予想+4.9%

22:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 19.4万件
前回19.6万件(19.5万件)
予想20.0万件

22:50 メスター米クリーブランド連銀総裁
「金利は5%を超えてしばらくそこにとどまる必要がある」
「前回のFOMCでは50bpの利上げでも説得力があった」

28:11 ブラード米セントルイス連銀総裁
「インフレは依然として高すぎるが、最近は低下している」
「3月FOMCで50bpの利上げを支持する可能性を排除しない」

——–2/16株式・債券・商品————————

日経平均 27501.86▼100.91
豪ASX  7352.210▼78.649
上海総合 3280.492▼12.790
英FT    7997.83△43.98
独DAX   15506.34△125.78
NYダウ  34128.05△38.78

日10年債利回り 0.507%▼0.003
豪10年債利回り 3.739% 0.000
英10年債利回り 3.487%▼0.034
独10年債利回り 2.475%△0.037
米02年債利回り 4.6309%△0.0155
米10年債利回り 3.8049%△0.0614

NY原油 78.59▼0.47
NY金  1834.20▼19.80

————2/17注目材料—————————-
<国内>
特になし

<海外>
07:30  ロウRBA総裁議会証言
08:15  メスター米クリーブランド連銀総裁講演
16:00  1月独生産者物価指数
16:00  1月英小売売上高
16:45  1月仏消費者物価指数・改定値
18:00  12月ユーロ圏経常収支
20:30  ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
22:30  12月対カナダ証券投資
22:30  1月カナダ鉱工業製品価格
22:30  1月カナダ原料価格指数
22:30  1月米輸入物価指数
22:30  バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
22:45  ボウマンFRB理事講演
24:00  1月米景気先行指数

————2/17きょうのひとこと———————

昨日は米1月PPIと米新規失業保険申請件数の予想上ブレに加えてメスター・クリーブランド連銀総裁のタカ派発言で米長期金利が上昇。ドル円も一時134.47まで上昇しましたが、結局133円台に押し戻されてしまい、終値は0.1%安の133.95でした。年初来高値の134.77や心理的節目の135.00円に接近したことでひとまず手仕舞い売りが出た模様です。週明け20日は米国がプレジデンツデーの祝日で本日は3連休前。今週の一連の米重要統計はすでに消化済み。今週これまでに米10年金利が13bp上昇、ドル円は2.6円上昇しています。日柄的に米債買戻し(金利低下)とドル円売り戻しが出てもおかしくなさそうです。

本日もよろしくお願いします。