総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(1/12 木)

米CPIに関心集中 結果次第で上下ともに3円変動の可能性 取り扱いに厳重注意

————-1/11ドル円相場————————

米CPI待ちで132円台をジグザグ走行

OP132.097 HI132.871  LO132.067 CL132.517

———-1/11主な出来事—————————

09:30 オーストラリア11月小売売上高(前月比) +1.4%
前回-0.2%
予想+0.6%

09:30 オーストラリア11月消費者物価指数(前年比) +7.4%
前回+6.9%
予想+7.3%

16:26 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「夏までには、インフレを2%に戻すために十分な水準まで金利を引き上げる必要がある」
「現在の(政策金利)2%は中立水準、今後数カ月さらに引き上げなければならない」

17:51 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「コアインフレ率はピークを付けていない」
「欧州中銀(ECB)の利上げの決意を変えることができるのはコアインフレ率の低下だけだ」

——–1/11株式・債券・商品————————

日経平均 26446.00△270.44
豪ASX  7195.337△64.341
上海総合 3161.838▼7.669
英FT    7724.98△30.49
独DAX   14947.91△173.31
NYダウ  33973.01△268.90

日10年債利回り 0.505%▼0.003
豪10年債利回り 3.717% 0.000
英10年債利回り 3.409%▼0.148
独10年債利回り 2.204%▼0.104
米02年債利回り 4.2179%▼0.0293
米10年債利回り 3.5392%▼0.0796

NY原油 77.41△2.29
NY金  1878.90△2.40

————1/12注目材料—————————-

<国内>
08:50 11月経常収支/貿易収支

<海外>
06:45 11月NZ住宅建設許可件数
09:30 11月豪貿易収支
10:30 12月中国消費者物価指数
10:30 12月中国生産者物価指数
22:30 12月米消費者物価指数
22:30 米新規失業保険申請件数
22:45 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
25:30 ブラード米セントルイス連銀総裁講演
26:00 マン英MPC委員講演
26:40 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
27:00 米30年債入札
28:00 12月米月次財政収支

————1/12きょうのひとこと———————

本日の米12月CPIの市場予想は前年比+6.5%、コア前年比+5.7%となっており、前回11月の+7.1%、+6.0%からさらに伸びが鈍化すると見られています。FRBは「利上げペースはデータ次第」のスタンスなので、市場がデータ(CPI)次第で一喜一憂するのも仕方ないのでしょう。直近5回の米CPI発表当日のドル円の値幅は、8月▼3.3円 9月△3.0円 10月△1.2円 11月▼6.4円 12月▼3.3円で、平均3.4円の激しい値動きを記録しています。昨日と同じネタで恐縮ですが、きょうも12月CPIの結果次第で上下ともに3円以上動く可能性があるということです。NYタイムのドル円は「取り扱いに厳重な注意」が必要でしょう。

本日もよろしくお願いします。