総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/30 水)

需給、材料、両面から不規則変動が警戒される11月最終日

————-11/29ドル円相場————————

139円台の上値が重い一方、137円台の下値は堅く0.15%の小幅安で終了。

OP138.904 HI139.346  LO137.868 CL138.682

———-11/29主な出来事—————————

08:44 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「政策金利のピークは以前の想定よりも確実に高くなると見込んでいる」

16:17 中国衛生当局
「国民の不満は追加的・画一的なコロナ規制に対するもので、対策そのものではない」
「高齢者へのワクチン接種強化へ」
※ゼロコロナ政策の見直すかとの質問に対し
「社会と経済への影響を軽減するため政策の微調整を続ける」
「国民が指摘している問題点を迅速に解決する」

22:00 ドイツ11月消費者物価指数・速報値(前年比)+10.0%
前回+10.4%
予想+10.4%

22:30 カナダ7-9月期GDP(前期比年率) +2.9%
前回+3.3%(3.2%)
予想+1.5%

23:00 アメリカ9月住宅価格指数(前月比) +0.1%
前回-0.7%
予想-1.2%

23:00 アメリカ9月ケース・シラー米住宅価格指数(前年比) +10.4%
前回+13.1%
予想+10.5%

24:00 アメリカ11月消費者信頼感指数 100.2
前回102.5
予想100.0

01:32 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「インフレ見通しに大幅に上振れリスクを見込む」

——–11/29株式・債券・商品————————

日経平均 28027.84▼134.99
豪ASX  7253.308△24.166
上海総合 3149.748△71.199
英FT    7512.00△37.98
独DAX   14355.45▼27.91
NYダウ  33852.53△3.07

日10年債利回り 0.253% 0.000
豪10年債利回り 3.604%△0.089
英10年債利回り 3.100%▼0.026
独10年債利回り 1.922%▼0.070
米02年債利回り 4.4732%△0.0351
米10年債利回り 3.7441%△0.0629

NY原油 78.20△0.96
NY金  1748.40△8.10

————11/30注目材料—————————-

<国内>
08:50  10月鉱工業生産速報
19:00  外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

<海外>
06:45  10月NZ住宅建設許可件数
09:00  11月ANZ企業信頼感
09:30  10月豪住宅建設許可件数
10:30  11月中国製造業PMI
16:00  7-9月期トルコGDP
16:45  7-9月期仏GDP・改定値
16:45  11月仏消費者物価指数・速報値
17:30  ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト講演
17:55  11月独失業率
17:55  11月独失業者数
18:00  マクルーフ・アイルランド中銀総裁講演
19:00  11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
21:00  10月南アフリカ貿易収支
22:15  11月ADP全米雇用報告
22:30  7-9月期米GDP改定値
22:30  7-9月期米個人消費
22:30  10月米卸売在庫
22:50  ボウマン米FRB理事講演
23:45  11月米シカゴPMI
24:00  10月米JOLT求人件数
24:00  10月米住宅販売保留指数
24:30  EIA週間原油在庫統計
26:35  クックFRB理事講演
27:30  パウエルFRB議長講演
28:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)

————11/30きょうのひとこと———————

きょうは月末最終日。リバランス等の特殊フローが出やすい日です。加えて、ADP、JOLT求人と米労働関連の経済指標が発表されます。その上、クックFRB理事、パウエルFRB議長の講演も予定されています。クック理事もパウエル議長も、講演タイトルから見て金融政策に言及する可能性が高そうです。きょうのドル円は需給面からも材料面からも不規則な変動が警戒されます。CPIショックなどで荒れ模様だった11月相場の着地点がどこになるのかも注目ポイントです。

本日もよろしくお願いします。