昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/10 木)
関心は米中間選挙から米CPIへ CPI発表当日のドル円は激しい動きになる傾向
————-11/9ドル円相場————————
米中間選挙が予想外の接戦となったことでドル買戻しの動きが強まり146.792まで反発
OP145.572 HI146.792 LO145.177 CL146.393
———-11/9主な出来事—————————
08:50 日本9月国際収支・経常収支+9093億円
前回+589億円
予想+2345億円
08:50 日本9月国際収支・貿易収支 -1兆7597億円
前回-2兆4906億円
予想-1兆6837億円
10:30 中国10月消費者物価指数(前年同月比)+2.1%
前回+2.8%
予想+2.4%
10:30 中国10月生産者物価指数(前年同月比)-1.3%
前回+0.9%
予想-1.5%
18:45 ブロックRBA(豪準備銀行)副総裁
「更なる利上げが必要」
「インフレを低下させるために経済を強く圧迫する可能性がある」
「時間をかけてインフレを低下させ、雇用を維持することができると信じている」
23:35 米ジョージア州選挙管理人
(投票結果が拮抗している上院選挙について)
「12月6日に決選投票が行われると言って間違いない」
24:21 ショイグ露国防相
「ウクライナ南部・ヘルソン市からの撤退を命令」
24:49 ウクライナ大統領顧問
「ヘルソン市には露軍はまだ残り、追加の露軍が同地域に加わっている」
「ロシアがヘルソン市から撤退するということについて話すのは時期尚早」
25:10 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレ制御のためにリセッションの危険を冒すことをいとわない」
「インフレ悪化やインフレ期待上昇は容認できない」
——–11/9株式・債券・商品————————
日経平均 27716.43▼155.68
豪ASX 6999.296△40.425
上海総合 3048.167▼16.326
英FT 7296.25▼9.89
独DAX 13666.32▼22.43
NYダウ 32513.94▼646.89
日10年債利回り 0.253%△0.001
豪10年債利回り 3.865%▼0.170
英10年債利回り 3.457%▼0.095
独10年債利回り 2.172%▼0.109
米02年債利回り 4.5795%▼0.0711
米10年債利回り 4.0923%▼0.0311
NY原油 85.83▼3.08
NY金 1713.70▼2.30
————11/10注目材料—————————-
<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
09:01 10月英RICS住宅価格
10:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
16:00 9月トルコ失業率
16:00 10月ノルウェーCPI
16:00 ウォラーFRB理事講演
20:30 デコス・スペイン中銀総裁講演
22:00 シュナーベルECB専務理事/カジミール・スロバキア中銀総裁/バスレ・スロベニア中銀総裁講演
22:00 ラムスデンBOE副総裁講演
22:30 10月米CPI
22:30 米新規失業保険申請件数
22:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
23:35 ローガン米ダラス連銀総裁講演
25:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
26:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
27:00 米30年債入札
27:30 ジョージ米カンザスシティ連銀総裁講演
28:00 10月米月次財政収支
28:00 メキシコ中銀政策金利
————11/10きょうのひとこと———————
米中間選挙は上院が大接戦となり、ジョージア州では12月に決選投票が行われる可能性が高そうです。最後の1議席が上院全体の勝敗を分けると見られることから、選挙戦の最終結果が判明するのはかなり先になりそうです。市場の関心は政治から金融政策に引き戻されることになるでしょう。そうした中で、今夜の米10月CPIにはより強い関心が集まりそうです。市場予想は前年比+7.9%、コア前年比+6.5%となっています。なお、米CPIの発表当日はドル円が大きく動く傾向が見て取れます。8月は135円から132円へ下落、9月は141円から144円へ上昇、10月は比較的値動きが小さかったとはいえ146円から147円へ1円超上昇しました。きょうも想定レンジは広めにとっておいたほうがよさそうです。
本日もよろしくお願いします。