昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/4 金)
FRBの「利上げ減速」と「利上げ長期化」 今日の雇用統計と来週のCPIがヤマ場に
————-11/3ドル円相場————————
FOMC受けた大幅変動の余震が続く中、147.107まで下落後に148.452へと切り返す。ターミナルレート上昇の思惑が米金利とドルを押し上げる。
OP147.803 HI148.452 LO147.107 CL148.275
———-11/3主な出来事—————————
09:30 オーストラリア9月貿易収支 +124.44億豪ドル
前回+83.24億豪ドル(86.64億ドル)
予想+88.50億豪ドル
10:45 中国10月財新サービス業PMI 48.4
前回49.3
予想49.0
18:30 イギリス10月サービス業PMI・改定値 48.8
前回47.5
予想47.5
19:00 ユーロ圏9月失業率 6.6%
前回6.6%(6.7%)
予想6.6%
20:30 アメリカ10月チャレンジャー人員削減数(前年比) +48.3%
前回+67.6%
21:00 BOE、政策金利を2.25%から3.00%に引き上げ
「7人が賛成、2人はより小幅な利上げを主張」
「24年のGDP見通しを前年比-1.00%に下方修正」
21:30 ベイリーBOE総裁
「政策金利は金融市場が現在織り込んでいるほど大きく上昇しなくて済むと考えている」
21:30 カナダ9月貿易収支 +11.4億カナダドル
前回+15.2億カナダドル(5.5億カナダドル)
予想+13.4億カナダドル
21:30 アメリカ9月貿易収支 -733億ドル
前回-674億ドル(-657億ドル)
予想-722億ドル
21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 21.7万
前回21.7万件(21.8万件)
予想22.0万件
22:45 アメリカ10月サービス業PMI・改定値 47.8
前回46.6
予想46.6
23:00 アメリカ10月ISM非製造業景況指数 54.4
前回56.7
予想55.5
23:00 アメリカ9月製造業新規受注(前月比) +0.3%
前回0.0%(0.2%)
予想+0.3%
——–11/3株式・債券・商品————————
日経平均 —–
豪ASX 6857.880▼128.778
上海総合 2997.806▼5.564
英FT 7188.63△44.49
独DAX 13130.19▼126.55
NYダウ 32001.25▼146.51
日10年債利回り —–
豪10年債利回り 3.920%△0.110
英10年債利回り 3.521%△0.122
独10年債利回り 2.245%△0.105
米02年債利回り 4.7138%△0.0941
米10年債利回り 4.1469%△0.0464
NY原油 88.17▼1.83
NY金 1630.90▼19.10
————11/4注目材料—————————-
<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
09:30 RBA四半期金融政策報告
16:00 9月独製造業新規受注
16:45 9月仏鉱工業生産
17:30 ナーゲル独連銀総裁講演
17:50 10月仏サービス業PMI・改定値
17:55 10月独サービス業PMI・改定値
18:00 10月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
18:15 デギンドスECB副総裁講演
18:30 10月英建設業PMI
18:30 ラガルドECB総裁講演
19:00 9月ユーロ圏卸売物価指数
21:15 ピル英MPC委員兼講演
21:30 10月カナダ新規雇用者数
21:30 10月カナダ失業率
21:30 10月米非農業部門雇用者数
21:30 10月米失業率
21:30 10月米平均時給
23:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
————11/4きょうのひとこと———————
FOMCは「利上げ減速」を示唆した一方、「利上げ長期化」も示唆しました。市場から見れば「利上げ減速」はドル安要因、「利上げ長期化」はドル高要因なので、ここからドルを買うべきか売るべきかについて判断を付けかねているようです。そうした中で発表される今夜の米10月雇用統計が、その判断における重要な要素になりそうです。来週10日に発表される米10月CPIがもう一つのポイントでしょう。この1週間はドル/円が145円より下に向かうか150円より上に向かうかの分岐点になる可能性があります。
本日もよろしくお願いします。