総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/7 金)

24年ぶり高値更新か再び失速か 高ボラの雇用統計になりそう 

————-10/6ドル円相場————————

FRB高官のタカ派発言相次ぎ145.140までドル高進行も、円買い介入警戒感で伸び悩む。

OP144.556 HI145.140  LO144.387 CL145.128

———-10/6主な出来事—————————

09:30 オーストラリア 8月貿易収支 +83.24億豪ドル
前回+87.33億豪ドル(89.67億豪ドル)
予想+101.00億豪ドル

15:00 ドイツ 8月製造業新規受注(前月比)-2.4%
前回-1.1%(1.9%)
予想-0.7%

17:30 イギリス 9月建設業PMI 52.3
前回49.2
予想48.0

18:00 ユーロ圏8月小売売上高(前月比) -0.3%
前回+0.3%(-0.4%)
予想-0.4%

20:30 アメリカ9月チャレンジャー人員削減数(前年比) 67.6%
前回30.3%

20:30 ECB理事会議事要旨
「一部のメンバーは50bpを主張」
「最終的に主要金利を75bp引き上げることで合意」

21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 21.9万件
前回19.3万件(19.0万件)
予想20.3万件

24:41 マックレム・カナダ中銀総裁
「BOCはインフレ期待を注視している」
「国内のインフレ圧力は緩和の兆候を示さず」
「経済は明らかに過剰な需要、賃金の伸びは拡大」
「コア・インフレはまだ有意義な低下にはなっていない」
「インフレを抑えるためにもっとやるべきことがある」
「さらなる利上げは正当化される」
「指標は経済が減速していることを示している」

26:00 エバンズ・シカゴ連銀総裁

「来年春にFF金利は4.5-4.75%へ」

26:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「インフレについて、より多くの成すべき作業がある」
「リセッションに陥ることなくインフレ抑制が可能となること望む」
「政策スタンス変更のハードルは非常に高い」

26:00 クックFRB理事
「米労働市場は非常に力強い」
「自身の焦点はインフレを目標の2%に戻すこと」
「米インフレは頑固で受け入れがたいほど高いまま」
「FRBはしばらくの間、制限的な政策を続ける可能性」
「インフレ心理が定着するのを阻止することが重要」

——–10/6株式・債券・商品————————

日経平均 27311.30△190.77
豪ASX  6817.523△1.844
上海総合 —–
英FT    6997.27▼55.35
独DAX   12470.78▼46.40
NYダウ  29926.94▼346.93

日10年債利回り 0.254%△0.002
豪10年債利回り 3.775%△0.140
英10年債利回り 4.169%△0.134
独10年債利回り 2.085%△0.051
米02年債利回り 4.2558%△0.1077
米10年債利回り 3.8236%△0.0708

NY原油 88.45△0.69
NY金  1711.70△0.30

————10/7注目材料—————————-
<国内>
08:50 9月外貨準備高
14:00 8月景気動向指数速報値

<海外>
07:30 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
09:30 RBA金融安定報告
14:45 9月スイス失業率
15:00 8月独鉱工業生産
15:00 8月独小売売上高
15:00 8月独輸入物価指数
15:45 8月仏貿易収支
15:45 8月仏経常収支
19:25 ラムスデンBOE副総裁講演
20:00 9月メキシコ消費者物価指数
21:30 9月カナダ新規雇用者数
21:30 9月米失業率
21:30 9月米非農業部門雇用者数
21:30 9月米失業率
21:30 9月米平均時給
23:00 8月米卸売売上高
23:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
24:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
25:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
28:00 8月米消費者信用残高

————10/7きょうのひとこと———————

やはり東京市場ではドル円の145円台を買い上がるのははばかられるようです。介入警戒感を打破できるとしたら政府・日銀管轄外のNYタイムに発表される重要統計・米9月雇用統計しかないのでしょう。146円台への続伸か、143円台への反落か、そんなボラティリティの高い雇用統計になりそうです。また、来週10日は日米ともに祝日で、つまりきょうは3連休前の金曜日です。雇用統計の発表後も持ち高調整や手仕舞いで不安定な値動きになりそうです。

本日もよろしくお願いします。