16日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 月)
今週は「中銀ラッシュ」 世界3大市場のうち2つ(東京・ロンドン)が本日休場
————-9/16ドル円相場————————
3連休前の持ち高調整や介入警戒で142.829まで売り先行も仲値公示後は143.693まで反発。ただ、海外市場でも週末を控えて調整売りが優位に。ミシガン期待インフレ率の鈍化も重しとなり143円割れで取引終了。
OP143.477 HI143.693 LO142.829 CL142.962
———-9/16主な出来事—————————
08:40 ロウRBA総裁
「インフレ率を目標に戻すにはさらなる引き上げが必要であると予想」
「ある時点で金利の上昇速度を緩めることが適切となる」
「次回の会合では25bpか50bpの利上げが議論されるだろう」
「ある時点で50bpの利上げが不要になるが、その段階に近づいている」
10:48 鈴木財務相(円安について)
「最近の市場は投機的動き背景に一方的な動きみられ、過度な変動を憂慮」
「動きが継続すればあらゆる措置排除せず、為替市場で必要な対応」
「プラス・マイナス両面あり、一概に言えない=為替円安で」
11:00 中国8月小売売上高(前年比) +5.4%
前回+2.7%
予想+3.5%
11:00 中国8月鉱工業生産(前年比) +4.2%
前回+3.8%
予想+3.8%
15:00 イギリス 8月小売売上高(前月比) -1.6%
前回+0.3%(0.4%)
予想-0.5%
15:00 イギリス 8月小売売上高・除自動車(前月比) -1.6%
前回+0.4%
予想-0.7%
15:27 デギンドスECB副総裁
「ユーロ下落のトレンドが早く反転することを望む」
「利上げは今後数カ月継続する可能性」
17:21 レーンECB専務理事
「ユーロ圏のリセッションリスクは高まっている」
「更なる利上げが想定される」
17:30 ラガルドECB総裁高
「中銀としてわれわれがしなければならないのは物価安定目標に集中すること」
「インフレが賃金上昇圧力につながることを「断固として」阻止へ」
18:00 ユーロ 8月消費者物価指数(HICP)・改定値(前年比) +9.1%
前回+9.1%
予想+9.1%
21:15 カナダ8月住宅着工件数 26.74万件
前回27.53万件(27.52万件)
予想26.65万件
23:00 アメリカ9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 59.5
前回58.2
予想60
23:00 アメリカ9月ミシガン大学消費者態度指数・5-10年期待インフレ率 2.8%
前回2.9%
予想2.9%
29:00 アメリカ7月対米証券投資(短期債除く) 214億ドル
前回1218億ドル
——–9/16株式・債券・商品————————
日経平均 27567.65▼308.26
豪ASX 6739.078▼103.807
上海総合 3126.398▼73.521
英FT 7236.68▼45.39
独DAX 12741.26▼215.40
NYダウ 30822.42▼139.40
日10年債利回り 0.257%▼0.002
豪10年債利回り 3.723%△0.040
英10年債利回り 3.137%▼0.029
独10年債利回り 1.756%▼0.013
米02年債利回り 3.8671%△0.0024
米10年債利回り 3.4494%△0.0005
NY原油 85.11△0.01
NY金 1683.50△6.20
————9/19注目材料—————————
<国内>敬老の日の祝日で休場
特になし
<海外>英・加休場(エリザベス英女王国葬)
12:00 オアRBNZ総裁講演
18:00 7月ユーロ圏建設支出
18:00 デギンドスECB副総裁講演
21:00 デコス・スペイン中銀総裁講演
21:30 8月カナダ鉱工業製品価格
21:30 8月カナダ原料価格指数
21:45 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
23:00 9月米NAHB住宅市場指数
※☆は重要度高
————9/19きょうのひとこと———————
明日20日から21日にかけて米FOMCが開催されます。22日には日銀、スイス中銀、英中銀も金融政策を発表します。ほかにも、スウェーデン中銀(20日)、ブラジル中銀(21日)、南ア中銀(22日)、ノルウエー中銀(22日)、トルコ中銀(22日)が週内に金融政策決定会合を予定しています。今週はまさに中銀ラッシュ。そしてきょうは世界3大市場のうち東京とロンドンの2つが休場です。為替相場は全般的に様子見ムードが広がりやすいでしょう。
本日もよろしくお願いします。