9日のドル円相場ときょうのひとこと(9/12 月)
9日寄り天陰線でも週足陽線確保で上昇トレンド維持 明日の米CPIと来週のFOMCがカギに
————-9/9ドル円相場————————
日銀総裁円安けん制で141.497まで円買戻し。週末控えた持ち高調整も。
OP144.097 HI144.116 LO141.497 CL142.644
———-9/9主な出来事—————————
10:30 中国8月消費者物価指数(前年比)+2.5%
前回+2.7%
予想+2.8%
10:30 中国8月生産者物価指数(前年比)+2.3%
前回+4.2%
予想+3.2%
11:49 鈴木財務相
「為替はファンダメンタルズに沿って安定的に推移すること重要」
「急速な変動は望ましくない」
「最近の市場はファンダメンタルズより投機的な動きが背景になって急速に変動
「過度な変動に憂慮している」
「あらゆる手段を排除せず、必要に応じて対応」
12:13 黒田東彦日銀総裁
「岸田首相から特別な指示や要望はなかった」
「急激な為替の変動は企業の経営方針を不安定にするので好ましくない」
「為替市場の動向、今後も十分注視していきたい」
「1日に為替が2円も3円も動くのは急激な変化」
15:53 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「整然かつ断固たる利上げ必用」
16:04 クノット・オランダ中銀総裁
「インフレが目標水準となるまで利上げは続ける」
16:13 カジミール・スロバキア中銀総裁
「インフレ抑制のために断固たる利上げを継続する」
22:29 ブラード米セントルイス連銀総裁
「2022年末までに3.75-4%の金利が望ましい」
「0.75%の利上げに大きく傾いている」
23:00 米7月卸売在庫(前月比)+0.6%
前回+0.8%
予想+0.8%
25:05 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「9月FOMCでは再度の大幅利上げを支持する」
「堅調な労働市場の中でリセッションの懸念は薄れた」
25:10 ジョージ米カンザスシティ連銀総裁
「強い経済はFRBに利上げの余地を与える」
「経済は依然として前進の勢いを示している」
——–9/9株式・債券・商品————————
日経平均 28214.75△149.47
豪ASX 6894.176△45.509
上海総合 3262.054△26.468
英FT 7351.07△89.01
独DAX 13088.21△183.89
NYダウ 32151.71△377.19
日10年債利回り 0.253%△0.001
豪10年債利回り 3.559%▼0.009
英10年債利回り 3.095%▼0.052
独10年債利回り 1.698%▼0.019
米02年債利回り 3.5565%△0.0530
米10年債利回り 3.3097%▼0.0073
NY原油 86.79△3.25
NY金 1718.80△8.20
————9/12注目材料—————————
<国内>
特になし
<海外>
15:00 7月英GDP
15:00 7月英鉱工業生産
15:00 7月英製造業生産高
15:00 7月英貿易収
16:00 7月トルコ経常収支
16:00 7月トルコ失業率
16:30 デギンドスECB副総裁講演
21:00 シュナーベルECB専務理事講演
24:30 米3年債入札
26:00 米10年債入札
————9/12きょうのひとこと———————
9日のドル円は終値で約1.0%下落。日足はほぼ寄り天井の陰線引けとなりました。もっとも、週足では陽線を確保。144.98まで伸びた上ヒゲが気になるところではありますが、上昇トレンドが崩れたようには見えません。明日の米8月CPIと来週のFOMCに対するドル円の反応に注目しましょう。
本日もよろしくお願いします。