昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/31 水)
139円台の滞空時間は5分未満 24年ぶり高値139.39円と月末リバランスのドル売りを意識した戻り売り
————-8/30ドル円相場————————
米JOLT求人と米8月消費者信頼感の好結果で7月15日以来の139.069まで上昇。ただ、139円台の滞空時間は短く小幅高で取引終了。
OP138.711 HI139.069 LO138.056 CL138.802
———-8/30主な出来事—————————
08:30 日本7月失業率 2.6%
前回2.6%
予想2.6%
10:30 オーストラリア7月住宅建設許可件数 (前月比) -17.2%
前回-0.7%(-0.6%)
予想-2.0%
21:00 ドイツ8月消費者物価指数・速報値(前年比) +7.9%
前回+7.5%
予想+7.8%
21:06 クノット・オランダ中銀総裁
「高止まりするインフレという深刻な問題に力強く取り組む必要」
「今年後半の景気減速は不可避」
「インフレは来年も目標を大幅に上回る可能性」
「0.75%利上げに傾いているが、議論する余地はある」
21:20 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレが予測通りに低下するとは思わない」
「FRBは労働市場ではなく、インフレ抑制に重点を置いている」
22:00 アメリカ6月住宅価格指数(前月比) +0.1%
前回+1.4%(1.3%)
予想+0.8%
22:00 アメリカ6月ケース・シラー米住宅価格指数(前年比) +18.6%
+前回20.5%
予想+19.5%
23:00 アメリカ7月JOLT求人件数 1123.9万件
前回1069.8万件(1104.0万件)
予想1037.5万件
23:00 アメリカ8月消費者信頼感指数 103.2
前回95.7(95.3)
予想97.9
24:17 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「インフレは依然として高過ぎる」
「我々の焦点は高過ぎるインフレ率を引き下げることにある」
「次回の会合での決定は全体的なデータ次第」
「長期的には中立的な水準よりも高い金利を設定する必要がある」
25:42 ナーゲル独連銀総裁
「ECBは信頼性を維持するために断固として行動しなければならない」
「ECBは景気後退の恐れから利上げを遅らせるべきではない」
「ターミナルレート(利上げの最終地点)はまだ不明」
25:50 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「ユーロ圏はテクニカルリセッションの可能性」
「金利を制限的な水準に迅速に引き上げる必要」
——–8/30株式・債券・商品————————
日経平均 28195.58△316.62
豪ASX 6998.331△32.846
上海総合 3227.220▼13.508
英FT 7361.63▼65.68
独DAX 12961.14△68.15
NYダウ 31790.87▼308.12
日10年債利回り 0.228%▼0.020
豪10年債利回り 3.604%▼0.065
英10年債利回り 2.704%△0.102
独10年債利回り 1.511%△0.007
米02年債利回り 3.4416%△0.0184
米10年債利回り 3.1025%△0.0001
NY原油 91.64▼5.37
NY金 1726.90▼13.60
————8/31注目材料—————————
<国内>
08:50 7月鉱工業生産速報
10:30 中川日銀審議委員あいさつ
19:00 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
<海外>
07:45 7月NZ住宅建設許可件数
10:00 8月ANZ企業信頼感
10:30 8月中国製造業PMI
15:00 7月独輸入物価指数
15:45 8月仏消費者物価指数・速報値
15:45 7月仏卸売物価指数
15:45 4-6月期仏GDP・改定値
16:00 4-6月期トルコGDP
16:55 8月独雇用統計
18:00 8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
21:00 7月南アフリカ貿易収支
21:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
21:15 8月ADP全米雇用報告
21:30 4-6月期カナダGDP
22:45 8月米シカゴPMI
23:30 EIA週間原油在庫統計
————8/31きょうのひとこと———————
昨夜24時前、ドル円は139.07円まで上昇しましたが、139円台での取引時間は5分にも満たず138円台に押し戻されました。7月に付けた1998年以来の高値139.39円が上値抵抗として強く意識されているようです。月末のリバランスはドル売り超との見方が多いため上値追いに慎重になっている面もあるのでしょう。
本日もよろしくお願いします。