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29日のドル円相場ときょうのひとこと(8/1 月)

先週後半の下落は上昇トレンド終了か月末調整か。今週は米景気とドルの行方を占う重要な1週間に。

————-7/29ドル円相場————————

米景気懸念でドル続落。132.501まで下落したのち米6月PCEデフレーターを受けて134円台に持ち直すも月末リバランスの動きで上値は重く、133円台前半へ押し戻されて7月の取引を終えた。

OP134.233 HI134.678  LO132.501 CL133.232

———-7/29主な出来事—————————

08:30 日本7月東京都区部消費者物価指数・生鮮食料品除く(前年比) +2.3%
前回+2.1%
予想+2.2%

10:30 オーストラリア4-6月期生産者物価指数(前年比) +5.6%
前回+4.9%

16:55 ドイツ7月失業者数(前月比) 4.80万人
前回13.30万人(13.20万人)
予想1.50万人
16:55 ドイツ7月失業率 5.4%
前回5.3%
予想5.4%

17:00 ドイツ4-6月期GDP・速報値(前期比) 0.0%
前回+0.2%(0.8%)
予想+0.1%

18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数・速報値(前年比)+8.9%
前回+8.6%
予想+8.6%

18:00 ユーロ4-6月期GDP・速報値(前期比)+0.7%
前回+0.6%(0.5%)
予想+0.2%

21:30 カナダ5月GDP(前月比) 0.0%
前回+0.3%
予想-0.2%

21:30 アメリカ4-6月期雇用コスト指数(前期比) +1.3%
前回+1.4%
予想+1.2%

21:30 アメリカ6月個人所得(前月比) +0.6%
前回+0.5%(0.6%)
予想+0.5%
21:30 アメリカ6月個人消費支出(PCE)(前月比) +1.1%
前回+0.2%(0.3%)
予想+0.9%
21:30 アメリカ6月PCEデフレーター(前年比) +6.8%
前回+6.3%
予想+6.8%
21:30 アメリカ6月PCEコア・デフレーター(前年比)+4.8%
前回+4.7%
予想+4.7%

22:45 アメリカ7月シカゴPMI 52.1
前回56.0
予想55.0

23:00 アメリカ7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 51.5
前回51.1
予想51.1

——–7/29株式・債券・商品————————

日経平均 27801.64▼13.84
豪ASX   6945.150△55.404
上海総合 3253.238▼29.338
英FT    7423.43△78.18
独DAX   13484.05△201.94
NYダウ  32845.13△315.50

日10年債利回り 0.185%▼0.020
豪10年債利回り 3.056%▼0.150
英10年債利回り 1.864%▼0.004
独10年債利回り 0.817%▼0.009
米02年債利回り 2.8844%△0.0222
米10年債利回り 2.6487%▼0.0272

NY原油 98.62△2.20
NY金  1762.90△12.60

————8/1注目材料—————————

<国内>
特になし

<海外>
07:45  6月NZ住宅建設許可件数
10:45  7月財新中国製造業PMI
15:00  6月独小売売上高
16:50  7月仏製造業PMI・改定値
16:55  7月独製造業PMI・改定値
17:00  7月ユーロ圏製造業PMI・改定値
17:30  7月英製造業PM・I改定値
17:30  4-6月期香港GDP・速報値
18:00  6月ユーロ圏失業率
22:45  7月米製造業PMI・改定値
23:00  7月米ISM製造業景況指数
23:00  6月米建設支出

————8/1きょうのひとこと———————

先週後半に見られた最大約5円(137.46→132.50)のドル安・円高がドル円上昇トレンドの転換点なのか、あるいは単なる調整なのかは今週の動き次第でしょう。3月以降の上昇幅(114.65→139.39)の38.2%押しにあたる130.00円前後までは「自律的な調整」の範囲内と見る事も可能です。自律反落に月末の持ち高調整が加わったのが先週後半の動きだとすれば、今週は底入れムードが出てもおかしくないところです。折りしも、今週は月替わりの第1週でISM景況指数や雇用統計などの米重要景気指標が相次いで発表されます。米国景気とドルの行方を占う重要な1週間になりそうです。

本日もよろしくお願いします。