総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/5 火)

3カ月以上にわたり日足三陰連なし 「下方硬直性」発揮で上昇基調を維持

————-7/4ドル円相場————————

景気不安で売り先行も134.778で下げ止まると米対中関税引き下げ報道で135.776まで反発。

OP135.229 HI135.776  LO134.778 CL135.696

———-7/4主な出来事—————————

10:30 オーストラリア 5月住宅建設許可件数 (前月比) +9.9%
前回-2.4%(-3.9%)
予想-1.8%

15:00 ドイツ 5月貿易収支 -10億ユーロ
前回+35億ユーロ(31億ユーロ)
予想+27億ユーロ

18:30 バイデン米大統領、対中関税引き下げ決定を今週発表する可能性(DJ)

18:00 ユーロ圏5月生産者物価指数(前年比) +36.3%
前回+37.2%
予想+36.7%

23:08 ナーゲル独連銀総裁
「ECBの新たな危機対応ツールの使用に対して警告」
「危機対策ツールに必要なものは例外的な状況」
「インフレ見通しはより高く修正される可能性が非常に高い」
「断片化阻止ツールを明確に定義する必要がある」

24:08 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「ここ数カ月、インフレ圧力が拡大し、激化してきている」
「高インフレが可処分所得に与える悪影響は、中期的な成長見通しに高いリスクをもたらす」
「エネルギー、貿易、インフレによる逆風は、中期的な見通しに高いリスクをもたらす」

——–7/4株式・債券・商品————————

日経平均 26153.81△218.19
豪ASX   6612.568△72.655
上海総合 3405.427△17.790
英FT    7232.65△64.00
独DAX   12773.38▼39.65
NYダウ  —–

日10年債利回り 0.229%△0.003
豪10年債利回り 3.560%▼0.035
英10年債利回り 2.196%△0.110
独10年債利回り 1.333%△0.101
米02年債利回り —–
米10年債利回り —–

NY原油 —–
NY金  —–

————7/5注目材料—————————
<国内>
特になし

<海外>
10:45  6月財新中国サービス業PMI
13:30  RBA政策金利
15:45  5月仏鉱工業生産
16:50  6月仏サービス業PMI・改定値
16:55  6月独サービス業PMI・改定値
17:00  6月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
17:30  6月英サービス業PMI・改定値
18:30  BOE金融安定報告書
21:30  5月カナダ住宅建設許可件数
23:00  5月米製造業新規受注
25:30  テンレイロ英MPC委員講演

————7/5きょうのひとこと———————

昨日のドル円は3日ぶりに反発して135円台後半へ上昇しました。振り返ってみると、4月以降約3カ月にわたり、日足ベースで3連続陰線を記録したことはありません。調整ムードだった5月も連続陰線は2本どまりでした。今回も日足陰線は2連続でストップしており、あらためて「下方硬直性」を発揮した格好です。足元で上昇ピッチが鈍ってきた印象は否めませんが、上昇トレンドに崩れなしと見て良さそうです。

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