昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/20水)
異例の日米「協調口先介入」、もはや神通力なく全戻し
——-5/19ドル円相場——-
介入を警戒しつつも4日連続の月初来高値更新
OP:158.768 HI:159.248 LO:158.644 CL:159.092

——-5/19主な出来事——-
08:50 日本1-3月期GDP・一次速報(前期比年率) +2.1%
前回+1.3%(0.8%)
予想+1.7%
10:30 RBA議事録
「今回の利上げ後、金融情勢はやや制約的になるだろうと判断」
「今回の利上げによって、中東紛争の展開と豪家計および企業の反応を見極める余地が生まれる」
15:00 イギリス1-3月失業率(ILO方式)+5.0%
前回+4.9%
予想+4.9%
15:00 イギリス1-3月週平均賃金・除賞与・前年比 +3.4%
前回+3.6%
予想+3.4%
15:00 イギリス4月失業保険申請件数 2.65万件
前回2.68万件(0.49万件)
15:00 イギリス4月失業率 4.4%
前回4.4%
21:04 G7声明
「世界経済へのリスクに対処するため、多国間協力へのコミットメントを再確認」
「中東で続く紛争の中、世界経済の不確実性が成長とインフレに対するリスクを高めていることを認識」
「ホルムズ海峡の再開が急務」
「すべての国に対し、恣意的な輸出制限を避けるよう求める」
21:41 ベッセント米財務長官
「G7の場で植田日銀総裁と会談し、日本経済の強靭性と市場見通しについて話し合った」
「総裁が日本の金融政策を成功裏に導くと確信しており、日本経済の基礎は強固で過度な為替変動は望ましくないと信じている」
25:14 片山財務相
「日本の為替政策の姿勢、理解されたと考えている」
「為替に対して断固たる行動を取る準備ができている」
——-5/19株式・債券・商品——-
日経平均: 60550.59 ▼265.36
豪ASX: 8604.696 △99.385
上海総合: 4169.538 △38.010
英FT: 10330.55 △6.80
独DAX: 24400.65 △92.73
NYダウ: 49363.88 ▼322.24
日10年債: 2.792 △0.056
豪10年債: 5.0599 ▼0.0537
英10年債: 5.129 △0.031
独10年債: 3.193 △0.045
米2年債: 4.1182 △0.0744
米10年債: 4.6663 △0.0789
NY原油: 107.77 ▼0.89
NY金: 4511.20 ▼46.80
——-5/20注目材料ときょうのひとこと——-
<国内>
なし
<海外>
08:00 ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁、講演
15:00 4月独生産者物価指数
15:00 4月英消費者物価指数
17:00 4月南アフリカ消費者物価指数
18:00 4月ユーロ圏消費者物価指数・改定値
20:00 3月南アフリカ小売売上高
22:15 バーFRB理事、講演
22:15 ベイリーBOE総裁、議会証言
23:30 EIA週間原油在庫統計
26:00 米20年債入札
27:00 FOMC議事要旨(4月28-29日分)
27:10 スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
フランス・パリで開催されたG7財務相・中銀総裁会議でベッセント米財務長官と植田日銀総裁が会談したことが明らかになりました。長官がXに投稿した文面はソフトなトーンでしたが、日銀に対して利上げを求め円安を抑制するよう要請した形です。この投稿に対してドル円は一時50銭弱急落したものの、その後30分以内に全戻しとなりました。さらにその後、片山財務相の「断固たる措置」発言も伝わりましたがドル円の下げはやはり一時的でした。異例ともいえる「日米協調口先介入」でしたが、ドル円は1月の「日米協調レートチェック」やGW中の「日本単独実弾介入」を経験済みです。協調とはいえ介入の中で最もグレードが低い「口先介入」にいまさら神通力は宿らないということでしょう。「実弾介入後の口先介入」は、実弾を温存した(しなければいけない理由がある)と受け止められてしまいます。なお、為替介入のグレードを低い順に表にすると以下の通りになります。
Lv.1 口先
Lv.2 協調口先
Lv.3 レートチェック
Lv.4 協調レートチェック
Lv.5 単独実弾
Lv.6 協調実弾
本日もよろしくお願いします。
