総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/29木)

FRB議長会見後にドル反落も利上げ期待は上昇 PCEデフレーターはFRB目標から一段と上振れの見通し

——-10/28ドル円相場——-

FRB議長会見受けてドル小反落

OP:157.909 HI:158.344  LO:157.654 CL:157.848

——-10/28主な出来事——-

09:30 オーストラリア9月消費者物価指数(前年比) +4.3%
前回+4.0%
予想+4.2%
09:30 オーストラリア7-9月期四半期消費者物価(前年比) +3.9%
前回+4.0%
予想+3.9%

21:30 アメリカ9月卸売在庫(前月比) +0.6%
前回+0.5%
予想+0.5%

21:30 ヒーリー英財務省(秋季予算演説)
「財政余力は2029-30年度に150億ポンドへと縮小」
「財政赤字を解消し、3年​以内に黒字化させる軌道に乗せる」

22:45 カナダ中銀、政策金利を2.25%から2.50%へ引き上げ
「政策金利をさらに引き上げる必要が生じる可能性があるが、不確実性が存在することを踏まえ、理事会は慎重に進めていくことで合意した」

27:00 FOMC、政策金利を3.75-4.00%に維持
「経済活動は力強いペースで拡大している」
「インフレ率は依然として高い水準にある」
「今後、さらなる情報が蓄積されることで、インフレ率を委員会が目標とする2%へ適時に回帰させるために適切な政策スタンスを判断する助けとなる」

27:30 ウォーシュFRB議長
「我々は状況に応じて行動する用意があると明確にしており、実際に行動する意思があることも示してきた」
「インフレを抑制することは我々の責務である」
「インフレ期待は望ましい方向に動いている」

——-10/28株式・債券・商品——-

日経平均: 63954.19 △685.82
豪ASX: 8847.296 ▼2.800
上海総合: 3681.469 △33.168
英FT: 10694.50 △7.96
独DAX: 25704.02 △113.25
NYダウ: 52475.10 △97.53

日10年債: 2.831 △0.018
豪10年債: 5.2091 △0.0555
英10年債: 5.321 ▼0.025
独10年債: 3.371 △0.011
米2年債: 4.6975 ▼0.0394
米10年債: 5.0175 △0.0208

NY原油: 102.78 △2.88
NY金: 4051.60 ▼23.00

——-10/29注目材料ときょうのひとこと——-

<国内>
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

<海外>
18:30  9月英消費者信用残高
18:30  9月英マネーサプライM4
18:30  9月南アフリカ卸売物価指数
19:00  10月ユーロ圏経済信頼感指数
21:30  7-9月期米GDP速報値
21:30  7-9月期米個人消費速報値
21:30  9月米個人所得
21:30  9月米個人消費支出(PCE)
21:30  9月米PCEデフレーター
21:30  米新規失業保険申請件数
22:15  ECB理事会、政策金利
22:45  ラガルドECB総裁、定例記者会見
25:00  コッハー・オーストリア中銀総裁、スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
26:00  米7年債入札

FOMCは概ね予想通りでしょうか。①据え置き反対は2人、②インフレ「依然高い」と警戒モード維持、③フォワードガイダンスなし。ウォーシュ議長の会見後にドルは反落したものの、金利市場の12月利上げ織り込みがむしろ小幅に上昇した(83%)ところを見るとドル売りが勢いづく可能性は低いでしょう。今後の情報=データの蓄積によって適切な政策スタンスを判断するとのことなので、まずは今夜の9月PCEデフレーターに注目です。なお、市場予想は前年比+3.6%(8月+3.4%)、コア前年比+3.1%(8月+3.0%)となっており、FRBのインフレ目標2%から一段と上振れする見通しです。

本日もよろしくお願いします。