総研ブログ

16日のドル円相場ときょうのひとこと(1/19月)

米関税リスク再燃の一方で本邦財政リスクも 通貨の強弱関係が目まぐるしく変化しそう

———–1/16ドル円相場————————–

円安けん制連続口撃で157.819まで下落 

OP158.565 HI158.696  LO157.819 CL158.100

———-1/16主な出来事——————————-

11:21 片山財務相
「足もとの円安動向について憂慮している」
「あらゆる手段を含めて断固たる措置を取ることを再三申し上げている」

16:00 ドイツ 12月消費者物価指数・改定値(前年比) +1.8%
前回+1.8%
予想+1.8%

16:20 片山財務相
「急激な、ファンダメンタルズを反映しない動きには断固たる措置が取れる、これは介入のことだが、これにはなんの制約や制限はついていない」

22:15 カナダ12月住宅着工件数 28.24万件
前回25.41万件(25.46万件)
予想26.00万件

23:15 アメリカ12月鉱工業生産(前月比) +0.4%
前回+0.2%(0.4%)
予想+0.1%
23:15 アメリカ12月設備稼働率 76.3%
前回76.0%(76.1%)
予想76.0%

24:00 アメリカ1月NAHB住宅市場指数  37
前回39
予想40

00:29 トランプ米大統領
「ハセットNEC委員長が現在の職務を継続することを望む」

25:06 ボウマンFRB副議長
「金融政策は現在、適度に引き締め的である」
「指標は労働市場の脆弱性の高まりを示している」
「労働市場リスクを踏まえ、FRBは追加利下げに備えるべき」

17日25:19 トランプ米大統領
「2月1日から欧州8カ国からの輸入品に10%の関税をかける。6月には25%に引き上げられる」
「グリーンランドを完全かつ全面的に購入するまで支払う必要がある」

18日  欧州8カ国共同声明
「関税の脅しは米欧関係を損なう」

———-1/16株式・債券・商品———————-

日経平均 53936.17▼174.33
豪ASX  8903.854△42.178
上海総合 4101.913▼10.688
英FT   10235.29▼3.65
独DAX  25297.13▼55.26
NYダウ 49359.33▼83.11

日10年債利回り 2.190%△0.027
豪10年債利回り 4.7083%△0.0255
英10年債利回り 4.400%△0.012
独10年債利回り 2.835%△0.016
米02年債利回り 3.5860%△0.0219
米10年債利回り 4.2229%△0.0535

NY原油 59.44△0.25
NY金  4595.40▼28.30

———–1/19注目材料—————————–

<国内>
08:50 11月機械受注
—– 高市首相会見

<海外>米国休場(キング牧師誕生日)
11:00 10-12月期中国GDP
11:00 12月中国鉱工業生産
11:00 12月中国小売売上高
19:00 12月ユーロ圏消費者物価指数・改定値
22:30 12月カナダ消費者物価指数
—– 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、~23日)

———–1/19きょうのひとこと———————-

トランプ米大統領がグリーンランド併合に反対する欧州の8カ国に対し関税を発動すると脅迫しました。為替の初期反応はユーロ安、ポンド安の一方で、円とスイスフランが上昇。ドルはおよそその中間で、ざっくり示すとフラン>円>ドル>ポンド>ユーロの強弱関係できょうの取引が始まりました。ただ、取引開始から数時間が経過した9時時点ではユーロとポンドが持ち直して、フラン>円>ユーロ>ポンド>ドルへと関係が変化。トランプ関税=ドル安という、昨年4月以降の方程式にのっとった動きと見られ、ドル安圧力の強さを物語っています。他方、きょうは高市首相が会見を行い衆院解散を正式に表明する予定(夕方)で、食品消費税の一時凍結などに言及すると見られています。財政懸念の円売りが再燃してもおかしくないことから、通貨の強弱関係はこの後も目まぐるしく変化しそうで、為替相場は予断を許さない展開となりそうです。

本日もよろしくお願いします。