昨日のドル円相場ときょうのひとこと(1/24金)
日銀利上げは織り込み済み 焦点は次の利上げへの距離感で総裁会見に注目
———–1/23ドル円相場————————–
米大統領利下げ要求で155.739まで反落
OP156.408 HI156.756 LO155.739 CL156.050
———-1/23主な出来事—————————-
08:50 日本 12月貿易収支(通関ベース)+1309億円
前回-1176億円(-1103億円)
予想-530億円
22:30 カナダ11月小売売上高(前月比) 0.0%
前回+0.6%
予想+0.2%
22:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 22.3万件
前回21.7万件
予想22.0万件
25:00 トランプ米大統領
「原油価格が下がれば、政策金利をただちに下げるよう要求する。同様に、世界中で金利が引き下げられるべきだ」
29:38 トランプ米大統領
「パウエルFRB議長と適切な時期に話す」
「エネルギー価格が下がれば、インフレの多くが解消されるだろう。そうなれば政策金利も自然に下がるだろう」(ダボス会議での発言の真意を問われ)
———-1/23株式・債券・商品———————-
日経平均 39958.87△312.62
豪ASX 8378.714▼51.073
上海総合 3230.164△16.540
英FT 8565.20△20.07
独DAX 21411.53△157.26
NYダウ 44565.07△408.34
日10年債利回り 1.209%△0.008
豪10年債利回り 4.4692%△0.0090
英10年債利回り 4.636%△0.003
独10年債利回り 2.550%△0.020
米02年債利回り 4.2890%▼0.0085
米10年債利回り 4.6436%△0.0327
NY原油 74.62▼0.82
NY金 2765.00▼5.90
———–1/24注目材料————————–
<国内>
08:30 12月全国消費者物価指数
—– 日銀金融政策決定会合
—– 経済・物価情勢の展望(1月、基本的見解)
15:30 植田日銀総裁、定例記者会見
<海外>
09:00 シンガポール金融通貨庁(MAS)、金融政策発表
09:01 1月英Gfk消費者信頼感指数
17:15 1月仏製造業PMI・速報値
17:15 1月仏サービス業PMI・速報値
17:30 1月独製造業PMI・速報値
17:30 1月独サービス業PMI・速報値
18:00 1月ユーロ圏製造業PMI・速報値
18:00 1月ユーロ圏サービス業PMI・速報値
18:30 1月英製造業PMI・速報値
18:30 1月英サービス業PMI・速報値
19:00 ラガルドECB総裁、講演
20:00 チポローネECB専務理事、講演
23:45 1月米製造業PMI・速報値
23:45 1月米サービス業PMI・速報値
24:00 1月米ミシガン大消費者態度指数・確報値
24:00 12月米中古住宅販売件数
———–1/24きょうのひとこと———————-
きょうはいよいよ日銀の利上げが発表されることになりそうです。ただ、観測報道・リーク報道で0.5%への利上げ自体は完全に織り込み済みです。焦点は次の利上げへの距離感でしょう。次の利上げについて金利スワップ(OIS)の織り込みは6月で3割、7月利上げで五分五分、9月で8割といったところです。つまり、植田総裁の会見で利上げ前倒し観測が浮上するかどうかが見どころで、浮上しなければ「ひとまず材料出尽くし」の円売りが再開するリスクがあると考えられます。
本日もよろしくお願いします。