31日のドル円相場ときょうのひとこと(2/3月)
トランプ関税発動、リスクオフの円高を凌ぐドル全面高に 対米黒字の日本もいずれ関税対象?
———–1/31ドル円相場————————–
トランプ関税計画通りで155.219までドル高
OP154.133 HI155.219 LO153.919 CL155.191
———-1/31主な出来事—————————-
08:30 日本 1月東京都区部消費者物価指数・除生鮮食(前年比) +2.5%
前回+2.4%
予想+2.5%
09:30 オーストラリア10-12月期生産者物価指数(前年比) +3.7%
予想+3.9%
14:44 植田日銀総裁
「基調的な物価は2%をまだ下回っている」
「基調的物価2%に向けて徐々に高まるよう緩和環境を維持」
「経済・物価見通しが実現していけば金利引き上げ緩和度合いを調整」
16:00 ドイツ12月小売売上高(前月比) -1.6%
前回-0.6%(0.0%)
予想0.0%
16:45 フランス1月消費者物価指数・速報値(前年比) +1.4%
前回+1.3%
予想+1.5%
17:55 ドイツ1月失業者数(前月比) +1.10万人
前回+1.00万人
予想+1.40万人
17:55 ドイツ1月失業率 6.2%
前回6.1%
予想6.2%
22:00 ドイツ1月消費者物価指数・速報値(前年比) +2.3%
前回+2.6%
予想+2.6%
22:30 カナダ11月GDP(前月比) -0.2%
前回+0.3%
予想-0.1%
22:30 アメリカ10-12月期雇用コスト指数(前期比) +0.9%
前回+0.8%
予想+0.9%
22:30 アメリカ12月個人所得(前月比) +0.4%
前回+0.3%
予想+0.4%
22:30 アメリカ12月個人消費支出=PCE(前月比) +0.7%
前回+0.4%
予想+0.5%
22:30 アメリカ12月PCEデフレーター(前年比) +2.6%
前回+2.4%
予想+2.6%
22:30 アメリカ12月PCEデフレーター・コア(前年比) +2.8%
前回+2.8%
予想+2.8%
23:45 アメリカ1月シカゴPMI 39.5
前回36.9
予想40.0
26:10 「トランプ米大統領は(2月1日ではなく)3月1日からカナダとメキシコに関税を課す予定」
27:20 ホワイトハウス、関税延期報道を否定
トランプ大統領は2月1日からメキシコとカナダに25%の関税、中国に10%の追加関税を課す意向」
———-1/31株式・債券・商品———————-
日経平均 39572.49△58.52
豪ASX 8532.300△38.604
上海総合 —–
英FT 8673.96△27.08
独DAX 21732.05△4.85
NYダウ 44544.66▼337.47
日10年債利回り 1.245%△0.028
豪10年債利回り 4.4293%△0.0504
英10年債利回り 4.538%▼0.022
独10年債利回り 2.460%▼0.059
米02年債利回り 4.1971%▼0.0102
米10年債利回り 4.5387%△0.0224
NY原油 72.53▼0.20
NY金 2835.00▼10.20
———–2/3注目材料————————–
<国内>
08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月23-24日分)
<海外>
09:30 12月豪小売売上高
09:30 12月豪住宅建設許可件数
10:45 1月財新中国製造業PMI
16:00 1月トルコ消費者物価指数
16:00 1月トルコ製造業PMI
17:00 シムカス・リトアニア中銀総裁、記者会見
17:30 1月スイス製造業PMI
17:30 10-12月期香港GDP・速報値
17:50 1月仏製造業PMI改定値
17:55 1月独製造業PMI改定値
18:00 1月ユーロ圏製造業PMI改定値
18:30 1月英製造業PMI改定値
19:00 1月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
23:45 1月米製造業PMI改定値
24:00 1月米ISM製造業景況指数
24:00 12月米建設支出
26:30 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
———–2/3きょうのひとこと———————-
今朝は、トランプ関税の発動を受けてドルが全面高。反面、関税の対象になった国の通貨は大きく下落しています。メキシコペソと中国人民元(オフショア)は対ドルで過去最安値を更新。カナダドルも対ドルで22年ぶりの安値を付けています。円は「世界的な貿易戦争」への懸念で買われる場面もありましたが、ドル高の流れに逆らうことはできずに反落。トランプ関税が国内減税の財源を確保するための措置だとすれば、対米貿易黒字の日本も関税賦課は避けられないということになるのでしょうか。
※メキシコペソの対ドル相場は過去最安値ではなく2022年3月以来の安値でした。お詫びして訂正いたします。
本日もよろしくお願いします。